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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2010年05月19日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 小学館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784092905375 |
| ページ数 | 168 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
文章いっぱいにやさしさが広がる感動的な本
オランダでもっとも歴史と権威のある児童文学賞「金の石筆賞」を受賞した本作品は、繊細で、やさしさにあふれた感動的な作品です。この物語は、主人公の少女キークの、「不安」を描いています。
医者のお父さんは、ときどき家族のもとをはなれ、人を助けるために戦争中の場所へと向かいます。これまでは、何事もなく無事に帰ってきましたが、今回は、いつもと違いました。来るはずの電話がこない……キークとお母さんは、不安な気持ちをつのらせながら、待ち続けます。行方不明になったお父さんと、その無事を祈るキーク。父さんが死んでしまう可能性を小さくするためには、どうしたらいいのか。いかにも子どもらしい思い込みから、キークは、いろんなことを試してみます。
最後には、お父さんの居場所がわかり、足を一本なくす大けがをしましたが、命は無事に帰ってきます。「もうどこにも行かない?」というキークの質問に、お父さんは、答えました。「もう少し元気になったら、また出かけるよ。そのときは、キークも一緒に来てくれる?危ないところに行かないように、見張っててくれよ」
不安に打ち勝ち、次の一歩を踏み出す勇気を持てる、そんな暖かい作品です。
【編集担当からのおすすめ情報】
戦争をテーマにした本作品は、そのなかでも異色の物語です。無事を祈り待つ人たちの心の不安を描いていますが、シンプルなストーリーの中に、多くのことを盛り込んでいる児童文学の名作といえるでしょう。読後感がさわやかで、心が温かくなります。

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