| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2019年12月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 小学館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784093523806 |
| ページ数 | 464 |
| 判型 | B6 |
構成数 : 1枚
実在の小説家たちを巻き込んだ混沌の結末
前巻で、主人公・前田永造と『別れる理由』の作者が電話で延々と語り合うシーンが描かれたかと思えば、場面は急に作者が出席したパーティ会場に移る。そこには永造のほか、藤枝静男、柄谷行人、大庭みな子といった実在する小説家、評論家たちがおり、愛と性、文学、哲学などについてのとりとめもない会話が展開される。
挙げ句、連載されていた雑誌「群像」の編集長が作者に話を早く進めるよう促すなか、「『月山』の作者」という人物(森敦)が登場し、物語はいよいよクライマックスへ――。
第38回日本芸術院賞、第35回野間文芸賞を受賞した小島信夫"執念の大作"最終刊。

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