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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2012年09月11日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 小学館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784093882699 |
| ページ数 | 178 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
「のぼうの城」その全ての原点となる脚本!
戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉。関東の雄・北条家に約五十万にも及ぶ大軍を投じた豊臣方に抗して最後まで屈しなかった唯一の支城があった。現埼玉県行田市に本拠を構える武州・忍城(おしじょう)。周囲を何重もの湖で取り囲まれた「浮き城」の異名をとった難攻不落の城である。豊臣方二万の大軍を指揮した石田三成の水攻めにも屈せず、約数百の兵で抗戦した城代・成田長親は、家臣はおろか所領の百姓達にも「のぼう様」(でくのぼう、の略)などと囃されてなお泰然としている御仁。城代として何ひとつふさわしい力を持たぬ文字通りの木偶の坊であったが、圧倒的武力を誇る石田三成側の強者が弱者を捻りつぶすがごとき姿勢に怒りを爆発させる。外見からは大よそ窺い知れない坂東武者としての誇りが、それを許さなかったのだ。そして気がつけば、城下の者どもの人心を掌握し、数の上での圧倒的に劣勢な戦いに挑むのであった――。
【編集担当からのおすすめ情報】
作者の和田竜氏は、本作で脚本家の登竜門である城戸賞を受賞しており(受賞時の標題は「忍ぶの城」)、小説にも通底する斬新な台詞回し、キャラクター造詣、そしてドラマトゥルギーに満ちた構成を、十全に堪能できる内容となっております。原作小説の作者が、そのオリジンとして書いた脚本、というだけでも一読の価値はあると思われます。
巻末には、映画「のぼうの城」主演・野村萬斎さんと作者・和田竜さんの対談を掲載しています。

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