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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2017年09月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 小学館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784098401864 |
| ページ数 | 144 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに……2
パート1 新指針・要領改定の背景 世界編
世界が「保育・幼児教育」に投資するワケ……9
その1 この深刻な環境問題を解決できる力を!……10
その2 女性の力を活かすために――保育施設の整備を……18
その3 貧困問題の解消のために……28
パート2 新指針・要領改定の背景 日本編
どこへ向かう? 日本の保育・幼児教育……33
パート3 新指針・要領の「総則」から
読み解く3つの大事なこと……47
・3つの指針・要領の同一表記を阻む「法律上」の違い……48
・「総則」(第1章)は指針・要領の核……55
POINT1 「養護」の重要性が強調された
――3つの施設で共有されるべき基本原則としよう……58
POINT2 「幼児教育」に新しい視点
――21世紀型の能力・資質を培うことをめざして……82
POINT3「保育の質向上」に力点を置く
――組織的に行う「計画及び評価」を中心として……108
パート4 新指針・要領 その他の気になる改定トピック……127
・「子育て(の)支援」が広がりを意識した活動に……128
・「国旗・国家に親しむ」の文言が入ったこと……132
・「災害」の項目が新しく入ったそれだけの意味……138
おわりに……140
指針・要領に込められた思いがよくわかる
子どもたちを取り巻く社会や世界の情勢が急速なスピードで変化する時代になりました。
この激動ともいえる時代で、私たちは子どもたちを育てています。この子たちの未来は大丈夫なのか、もっと時代に即した育ちが必要何ではないか、そう考えた欧米を中心とした国々は、国家戦略として子どもたちの幼児教育を考えました。
今回の「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」の改定は、世界のそのような動きに呼応するものです。
本書は、「指針」と「教育・保育要領」の改定にかかわった汐見稔幸先生が、それらに込めた思いを、わかりやすく解説したエッセイです。
まず、対応が迫られている「環境・社会の変化」とはどのようなものかから説き始めます。それはすなわち世界が保育・幼児教育に投資する背景でもあるからです。
そして日本の現状はどうなっているかを伝え、それを踏まえて、3つの指針・要領がどう改定されたのかをくわしく説明します。
わかりにくい箇所は、イラストを多用して、できるだけやさしく解説します。読めば「なるほど、今回の改定の意味はこういうことだったのか!」と納得できる作りとなっています。

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