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平清盛の闘い 幻の中世国家

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フォーマット 書籍
発売日 2011年11月25日
国内/輸入 国内
出版社KADOKAWA
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784044092023
ページ数 288
判型 文庫

構成数 : 1枚

序 章 清盛像の変貌

第1章 王権下の清盛
1 院近臣伊勢平氏の台頭──父と祖父
2 院近臣として──若き日の清盛
3 わき役平氏──保元の乱
4 新たな破局──平治の乱

第2章 後白河院との対峙
1 主役の座──乱後の清盛
2 アナタコナタ──院政と親政の間で
3 王権の中枢へ──高倉天皇の擁立
4 福原と京──後白河院との協調と軋轢

第3章 王権への挑戦
1 矛盾の露呈──建春門院の死去
2 法皇との衝突──鹿ケ谷事件
3 破局の進行──生まれくる者、死にゆく者
4 法皇幽閉──治承三年政変

第4章 新王朝の樹立
1 武力に囲繞された王権──安徳天皇の出現
2 悲劇の皇子──以仁王の挙兵
3 深まる矛盾──挙兵の波紋
4 平氏の対応──対決と避難

第5章 遷都と還都
1 新たな首都を求めて──新京と福原離宮
2 首都福原──遷都と還都の間で
3 追討使惨敗──内乱の勃発
4 還都の真相──清盛の決断

第6章 最後の闘い猛き者清盛
1 南都焼尽──敵対勢力の打倒
2 軍事政権の構築──平氏総官の創設
3 京の改造──新首都の構想
4 清盛の死──猛き者の最期

終 章 平氏の滅亡

むすび
文庫版あとがき

参考系図
参考略地図
主要参考文献

  1. 1.[書籍]

巨大な権勢をもって驕り、「仏敵」「悪逆非道」の汚名を着せられた平清盛。彼が真に追いもとめたものとは、何だったのか?後白河院政の否定、政敵たちへの仮借なき攻撃と断罪、強引な福原遷都計画、そして南都焼き討ち……。貴族と武士が一体化した中世国家という、新たな政治秩序の確立に邁進した足跡をつぶさに検証。波瀾に富んだ生涯と、先進的政治家としての鮮烈な実像を描きだす。従来の悪人像を覆した画期的な清盛論!

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