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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2009年11月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784044094126 |
| ページ数 | 144 |
| 判型 | 文庫 |
構成数 : 1枚
緒言
第一章 総論
一 俳句は十七字の文学であります
二 俳句とは芭蕉によって作り上げられた文学であります
三 俳句とは主として景色を叙する文学であります
四 俳句には必ず季のものを詠みこみます
五 俳句には多くの場合切字を必要とします
第二章 季題
六 時候の変化によって起こる現象を俳句にては季のものまたは季題と呼びます
七 俳句を作るには写生を最も必要なる方法とします
八 季重なりは俳句において重大な問題ではありません
九 俳句の文法といって特別の文法は存在いたしません
第三章 切字
十 俳句の切字というものは意味かつ調子の段落となすものであります
十一 「や」「かな」は特別の働きを有する切字であります
第四章 俳諧略史
十二 俳句とは芭蕉によって縄張りせられ、芭蕉、蕪村、子規によって耕耘せられたところの我文芸の一領土であります
解説 深見けん二
俳句とはどんなものか――この素朴で根源的な問いに虚子が答える。俳句とは十七字の文学である、俳句とは芭蕉が作り上げた文学である、俳句とは季を詠う文学である、俳句とは……これらを軸に、詳しく具体的に分かり易く論を展開する。実作入門書のベストセラー『俳句の作りよう』の姉妹篇として、戦前戦中を通じて100刷を超えた名著、初の文庫化。初心者向け「俳諧略史」を完全収録。
解説・深見けん二

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