イギリスの新興レコード会社として1972年にビジネスをスタートさせたヴァージン・レコードは、1990年代中期までにミュージック・シーンに於いてビッグ・セールスを挙げると同時にセンセーショナルな話題を提供し続ける。そのヴァージン・レコードの創業時に第一号アーティストとして契約したマイク・オールドフィールドは、デビュー・アルバム『Tubular Bells』が世界的なヒットを記録し、創業期のヴァージン・レコードのビジネス面をサポートする。そんなマイク・オールドフィールドの1981年のライヴ・アーカイヴがCDとして登場!
マイク・オールドフィールドはデビュー当初、コンサート活動に対して否定的であったが1979年にリリースするアルバム『Incantations』以降は精力的にツアーを行うようになる。1980年にアルバム『QE2』をリリースしそのツアーを終えると翌1981年にはヨーロッパの主要都市での55公演の〈The European Adventure Tour〉を実施する。その中で同年5月31日のドイツのジーゲンで行われたコンサートはツアー終了後に放送するスペシャル番組として収録・放送される。本作はこの放送時の音源によるライヴ・アルバムであり、放送されたのは1stセットをアンコールを含めて完全収録している。マルチ・レコーディングによって一人で創造した楽曲をバンド・アンサンブルによりライヴで再現するという完璧主義者のマイク・オールドフィールドならではの素晴らしいパフォーマンスを満喫できる作品である。ボーナス・トラックとして2ndセットの演奏を追加収録。

輸入盤国内仕様＜日本語帯、英文ブックレット対訳付＞

マイク・オールドフィールド (g, b, kbds, vo)
マギー・ライリー (vo)
モーリス・パート (ds, kbds)
ティム・クロス (kbds, vo)
リック・フェン (b, g, perc)
マイク・フライ (ds, perc)

発売・販売元 提供資料 （2023/07/12）