1972年にミズーリ州セントルイスで結成されたパヴロフス・ドッグは、1970年代中期にカンサスの成功を筆頭に巻き起こったアメリカン・プログレッシヴ・ロック・ムーヴメントを代表するバンドの一つである。個性的な声質と独特な唱法のリード・ヴォーカリスト、デイヴィッド・サーカンプをメインに2人のキーボード・プレイヤーとヴァイオリニストをフィーチュアしたプログレッシヴ・ロック・サウンドはブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックとは一線を画するオリジナリティを感じさせる。
1975年にアルバム『Pampered Menial』でデビューしたバンドは精力的なツアーを行い話題となるが商業的成功を収めることはできず。早くもニュー・アルバムの制作をスタートさせる。しかし、ヴァイオリニストとドラマーの脱退に伴い、ゲスト・プレイヤーとして元イエス~キング・クリムゾンのドラマー、ビル・ブルーフォードやロキシー・ミュージックのサックス・プレイヤーのアンディ・マッケイを迎える。そして翌1976年に『At The Sound Of The Bell』をリリースする。そして新たにドラマーにカーク・サーキシャンを迎えてバンドはアルバム・プロモーションの為のツアーを実施、同年5月14日のミシガン州デトロイトでのコンサートはラジオ・プロモーションの為に収録・放送される。本作はこの音源を使用し、アンコールを含めてコンサートを完全収録したライヴ・アルバムである。これまで2枚のライヴ・アルバムがリリースされているがバンドの全盛期である初期のライヴ音源はリリースされていなかっただけに、アメリカン・プログレッシヴ・ロックを代表するバンドのロマンチシズムを感じさせるシンフォニックなサウンドを堪能させる内容だ。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ブックレット対訳付>
リック・ストックトン (b)
カーク・サーキシャン (ds)
トム・ニクソン (kbds)
スティーヴ・スコーフィナ (g)
ダグ・レイバーン (kbds, g)
デイヴィッド・サーカンプ (vo)
発売・販売元 提供資料(2023/07/12)