デビュー期のエルトン・ジョンがBBCに出演したときの音源をまとめてリリース。エルトン・ジョンは1968年にデビュー。70年10月にシングルでリリースされ、現在に至るまで多くのアーティストがカヴァーし、スタンダードのようになっている「僕の歌は君の歌(Your Song)」が初ヒットとなったが、ここに収録されているのは、すべてそれよりも前の録音となっている。前半の7曲は、70年5月22日にボアハムウッドのBBCエルスツリー・センターで、観客を入れての公開録音という形で収録されたテレビ放送用のもの。後半はデビュー・イヤーの68年に出演した時のものから、2ndアルバムの発売後まで、様々な時期の録音を集めたもの。1stアルバム『エンプティ・スカイ(エルトン・ジョンの肖像)』(69年)の頃の、バンドによるロックなシンガー・ソングライターといった感じの演奏で、前半とはかなり雰囲気が違う。作詞のバーニー・トーピンと共に、キャリアを歩み出したばかりの瑞々しくもすでに雰囲気を持ったエルトンの演奏が楽しめる。音質もバッチリだ。 (C)RS
JMD(2023/07/12)
初ヒットの「僕の歌は君の歌(Your Song)」が出る前の1968年~1970年に、BBCに出演した時の音源を集めた、初期のスタジオ・ライヴ音源集
デビュー期のエルトン・ジョンがBBCに出演したときの音源をまとめてリリース。エルトン・ジョンは1968年にデビュー。70年10月にシングルでリリースされ、現在に至るまで多くのアーティストがカヴァーし、スタンダードのようになっている「僕の歌は君の歌(Your Song)」が初ヒットとなったが、ここに収録されているのは、すべてそれよりも前の録音となっている。前半の7曲は、70年5月22日にボアハムウッドのBBCエルスツリー・センターで、観客を入れての公開録音という形で収録されたテレビ放送用のもの。この時すでにディー・マレイ(b)とナイジェル・オルスン(ds、共に元スペンサー・ディヴィス・グループ )が参加しており、エルトン・ジョン・バンドの原型としてはかなり初期の演奏と思われる。コーラスにはこの時期の英国を代表する歌姫たち、マデリーン・ベル、レスリー・ダンカン、ケイ・ガーナーが参加。さらにストリングスのセクションも加わり、そのアレンジを担当したのはポール・バックマスターという豪華さで、2ndアルバム『僕の歌は君の歌(Elton John)』(70年)に近い、ピアノの弾き語りをベースとしたサウンドが展開される。後半はデビュー・イヤーの68年に出演した時のものから、2ndアルバムの発売後まで、様々な時期の録音を集めたもの。1stアルバム『エンプティ・スカイ(エルトン・ジョンの肖像)』(69年)の頃の、バンドによるロックなシンガー・ソングライターといった感じの演奏で、前半とはかなり雰囲気が違う。作詞のバーニー・トーピンと共に、キャリアを歩み出したばかりの瑞々しくもすでに雰囲気を持ったエルトンの演奏が楽しめる。音質もバッチリだ。
発売・販売元 提供資料(2023/07/11)