| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年07月05日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 誠文堂新光社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784416523810 |
| ページ数 | 160 |
| 判型 | AB |
構成数 : 1枚
Dawn 夜明け
フクロウはどんな動物か(外山雅大:文)
Beyond the Gaze 視線の先に
In Flight 飛翔
Hunting 狩り
フクロウ類の進化と分類(小田谷嘉弥:文)
In Blooming Flowers 花咲く季節
Time for Two 2羽の世界
日本にすむフクロウたち(先崎理之:文)
フクロウ目の配偶者選択(澤田明:文)
Feed and Nurse 子育ての季節
The Seasons of Fresh Green 新緑のなかで
[Field Report]津軽のリンゴ園に生きるフクロウ(ムラノ千恵 :文)
Chicks, Chicks, Chicks ヒナたちの時間
Fledging Season 巣立ちのあとさき
フクロウ類の発声について(高木昌興:文)
Camouflage カムフラージュ
Autumn Color 秋色のなかで
[Field Report]フクロウたちの四季—私の観察日記から(先崎理之:文)
Fighting 闘い
In the Snow 雪のなかで
In the Sunset 黄昏
[Field Report]絶滅の危機に瀕したシマフクロウ保護をめぐって(早矢仕有子:文)
Shades of Night 夜の帳
日本の猛禽類を脅かす化学物質汚染(野見山桂:文)
神秘的なフクロウ類の生態を200点の写真で紹介すると共に、研究者による充実した解説を掲載。
フクロウの仲間は世界の神話のなかに数多く登場するように、常に人びとの心をとらえてきたが、近年はコミカルで愛くるしい姿はキャラクターとしても人気があり、グッズを収集するファンも多い。一方、生き物としてのフクロウ類は、すばぬけた視力と聴力、闇のなかを音もなく飛翔する孤高のハンターとして類稀れな能力を発揮する、きわめて魅力的な存在でもある。
世界の各地で第一線で活躍する写真家たちの手によって撮影された彼らのダイナミックな生態写真は、本書を写真集としても類書を凌駕するものにする一方、さまざまな視点から研究をつづける科学者たちの寄稿により、この生き物をより深く理解するための科学書として、読んで楽しめる図鑑にもなっている。
フクロウカフェも数多く登場し、人びととの接点が増えるにあわせてさらに人気を博す対象になっているいま、本書はバードウォッチャーのみならずフクロウファン必携のコレクターズアイテムになる。フクロウ類の研究で広く知られる北海道大学の先崎理之と、自然写真家および科学書編集者として実績のある水口博也の共編著により、科学書としてもアート本としても他書の追随を許さない1冊である。

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