ジャンル=俺"は無限大!デジタル世代を縦横無尽に爆走するジェネレーションZのクセ強アイコン、オリバー・ツリーがまた新たなペルソナを身に着けた!
奇才ファッション・デザイナーに身をやつした新世紀のダダイストが現代のカルチャー不条理を探求する痛快愉快そして深いサード・アルバム『ALONE IN A CROWD』リリース!
これまでに20億以上のグローバルストリーミング再生回数、9億以上のYouTube視聴回数、200万人以上のTikTokフォロワー、そして2000万人以上のソーシャルリーチを誇るオリバー・ツリー。カリフォルニアはサンタクルーズ出身、シンガー・ソングライター/プロデューサー/ラッパー/コメディアン/映像作家としてマルチに活躍する彼は、ジェネレーションZ時代の最も人気で、刺激的なアーティストの一人であると言っても過言ではない。
米Billboardのトップ・ロック・アルバム・チャートで1位、ビルボードTOP200で最高位14位を記録した2020年のデビュー・アルバム『UGLY IS BEAUTIFUL』では、ヘルメット頭とマウンテンパーカーに眼鏡というクセの強いルックスも含めバイラル・アイコンとして話題を集めた彼だが、続く2022年発表のセカンド・アルバム『COWBOY TEARS』では、ぱっつん前髪とサングラスはそのままに、金髪ロン毛、カウボーイ・ファッションへとその姿を変容させた。
今年に入り、EDM界を代表するDJ、デヴィッド・ゲッタとのコラボ・シングル「Here We Go Again」をリリースし、「奇才と天才がそれぞれの能力を凝縮させるとこうなるのか」と世界中を唸らせ、躍らせた彼が早くも次なる一手を打ってきた。前作から1年というスピードでリリースされる通算3作目のスタジオ・アルバム『ALONE IN A CROWD』だ。このアルバムで彼は、やはりぱっつん前髪とサングラスはそのまま、しかしまた新たなペルソナを身にまとっている。今作で登場するのは、派手なピンクのスーツに身を包んだ新世紀のダダイスト。メタユーモアを取り入れながら、現代文化の不条理、名声への執着、ソーシャル・メディアを探求する彼は、大衆文化の中にある人間の本性の光と闇の両方を描き、すべてを鏡のように映し出し、その不条理を受け入れることがこの新作のテーマだと語っている。ともすると難解、哲学的と思われそうなテーマだが、そこはオリバー・ツリー。新作のランウェイに取り組むファッション・デザイナー"コーネリアス・カミングス"というキャラと共に、そのローファイなポップ・サウンドで、増え続ける聴衆を引き込む作品を生み出している。
発売・販売元 提供資料(2023/06/30)
シンガーでコメディアンで、映像監督としても才能を発揮するキノコヘアの奇人によるメジャー3作目。ファッション・デザイナーのキャラに扮したという何やらギミックぽい設定だが、孤独や疎外感を見事に浮き彫りにして、胸の奥にストンと落ちる悟りのような共感を与えてくれる。パンク、トラップ、EDMまで手を広げながら、一貫して聴こえるのも不思議。
bounce (C)村上ひさ
タワーレコード(vol.479(2023年10月25日発行号)掲載)