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将棋の日本史 日本将棋はどのように生まれたのか

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フォーマット 書籍
発売日 2023年07月03日
国内/輸入 国内
出版社山川出版社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784634591349
ページ数 200
判型 46

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

中国から伝わった象棋は、日本独自の駒とルールにつくり直され、将棋として根付いていった。平安時代の宮廷で高貴な人々が観て楽しんだ将棋は、寺社で大将棋へと発展し、武家社会でも合戦と結びついた兵戯として、また処世の一つとして広まってゆく。賭将棋に熱中する武士や僧、富裕な都市民も多く、しばしば幕府に禁じられたが、日常的な遊戯となって、現在の40枚制将棋が成立する。出土駒や史料をもとに、日本文化として将棋が形成されていく歴史を明らかにする。

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〈目次〉

序章 現代将棋の下に埋もれた古い層を探る

一章 将棋が日本に来るまで
1 『象経』と唐代象戯
2 院政時代の文化と日本将棋
3 日本と中国の関係から

二章 中国象棋と日本将棋
1 中国象棋がイメージするもの
2 日本将棋がイメージするもの

三章 日本将棋の始まり
1 平安時代の出土駒
2 鎌倉の出土駒
3 鎌倉時代前期の社会と将棋

四章 武家文化の中の将棋
1 手がかりとしての弘長新制
2 文献史料から将棋が消えた背景
3 大将棋と小将棋
4 鎌倉時代後期の将棋

五章 公武の文化が合流した時代の将棋
1 南北朝時代の将棋
2 室町時代前期の将棋

終章 中国象戯の成立から日本の四〇枚制将棋成立まで

あとがき

◆付録 将棋史関係年表/参考文献/写真所蔵・提供者一覧

作品の情報

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著者: 永井晋

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