フォーマット |
LPレコード |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年10月06日 |
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規格品番 |
TWM44LITATNG |
レーベル |
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SKU |
650311500968 |
時代によってスタイルを変化させつつも名作を発表し続けてきたブラジル随一のポップ・マエストロ、マルコス・ヴァーリ。ブラジリアン・フュージョン/レアグルーヴの代名詞であり数々の革命的なインスト・アルバムをリリースしてきた稀代のトリオ、アジムス。2019年にはこの組み合わせで来日し、多くのファンを熱狂させたことも記憶に新しいが、そんなタイミングで嬉しいリリースの報せが舞い込んできた。それがこの Brazil By Music による『Fly Cruzeiro(1972)』の初リイシューである。
クルゼイロ航空の顧客向けだけに配られたというこのプロモLPだが、実は演奏をマルコス・ヴァーリ、そしてアジムスが担当している。マルコスの父は航空会社のマネージャー、兄であり作詞家でもあったパウロ・セルジオ・ヴァーリはパイロットということもあり、かねてから縁の深かったマルコスにこの作品の録音を依頼したのだとか。そんな経緯はさておき、スペーシーでサイケデリックなベルトラミのシンセ、サンバをベースにしつつもそれをフュージョン・サウンドへと落とし込んだアレックス&ママォンのリズム・セクション、そして稀代のポップメーカー、マルコス・ヴァーリのソングライティングが融合した本作のリリースは1972年。あの名盤『Previsao Do Tempo』が 1973年だから、本作はプレヴィザォン~のプロトタイプにあたる作品として位置づけすることもできるだろう。プロモ用LPということもありラウンジ・ミュージック的要素も強いが、それもまたニューエイジ~ヴェイパーウェイブ以降の空気にぴったり!
まさに今聴きたかったアジムス&マルコス・サウンドです!
構成数 | 1枚
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1.[LPレコード]【A面】
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1.Jingle Cruzeiro
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2.Esta Fazendo Um Ano - Aquarela Do Brasil
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3.Zazueira - Mas Que Nada
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4.Tristeza
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5.Pais Do Futebol
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6.Ate Pensei
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【B面】
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1.Zanzibar
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2.Nao Tem Solucao - Marina - Rosas
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3.Samba De Verao
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4.Prenda Minha
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5.Asa Branca
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6.Wave
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浮遊感のあるクロスオーヴァー・サウンドが独自の存在感を放つアジムスと、時代に沿ってスタイルを変化させつつ、数々の名盤を残してきたポップ職人、マルコス・ヴァーリ。2019年、この組み合わせでブルーノートでの来日公演も記憶に新しい彼らの、1972年のプロモ用LPが初CD化。航空会社クルゼイロの為に制作された作品ということで、ラウンジ・ミュージック風のアレンジが施されているが、スペーシーでサイケデリックなシンセや、サンバをベースにしたグルーヴ、そしてマルコスのポップ・センスが絶妙なバランスで融合した、ブラジリアン・フュージョンの傑作だ。
intoxicate (C)栗原隆行タワーレコード (vol.146(2020年6月20日発行号)掲載)
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