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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年06月14日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 中外医学社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784498057364 |
| ページ数 | 274 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
目 次
I.総論 鎮静の前提知識と暫定的な定義
1.歴史的経緯 1990年から現代にいたる
鎮静の概念と実践の変化〈森田達也〉
1990年―WHO 方式がん鎮痛法の委員長であるVentafridda が鎮静の必要性にはじめて言及
一時的な混乱: 終末期鎮静(terminal sedation) ? ゆっくりとした安楽死(slow euthanasia) ?
2000年─緩和的鎮静(palliative sedation)として概念が整理され,ガイドラインが整備
2010年─想定されていなかった鎮静の実践のオランダからの報告
2016年─フランスにおける持続鎮静法の制定
患者の希望による/ 精神的苦痛に対する鎮静の増加
2020年─鎮静概念の再構築
2.苦痛緩和のための鎮静に関するエビデンスの要約〈森田達也〉
鎮静の頻度
対象となる苦痛
生命予後の短縮の可能性
患者の意思決定への参加
3.鎮静と安楽死のグレーゾーン 本書での暫定的な考え方〈森田達也〉
鎮静と安楽死のグレーゾーンの類型
論点
II.各論1 医学・看護学からのアプローチ
4.鎮静は患者の苦痛を緩和する最後の手段になるのか?〈新城拓也〉
1.一人の医師が緩和ケアと鎮静を知るまで 1996年から2001年まで
真実を明らかにしない医師
苦しむがん末期患者の最期,鎮静の始まり
鎮静を知ったとき
気がついた鎮静の問題点
2.緩和ケアを学び,そしてまた限界を知る 2002年から2011年まで
緩和ケア病棟で見たこと
緩和ケア病棟の限界
緩和ケア病棟での鎮静
鎮静の現実
鎮静の調節と説明は難しい
鎮静の説明の仕方
鎮静は患者から治療効果を確認できない
緩和ケア病棟の10年間
3.鎮静の新たな解釈 2012年から現在まで
在宅療養中の患者に対する鎮静
緩和ケアに明るくない医師達の躊躇
患者の鎮静に対する意識の変化
患者から鎮静を提案された
鎮静と安楽死の違いはあるのか
4.コロナ禍の壊れた緩和ケアと感傷的なエピローグ
5.死亡直前期の臨床から考える鎮静と安楽死〈今井堅吾〉
1.鎮静の実践の違いから考える鎮静と安楽死
鎮静との出会い
施設の文化や方針
診療体制とチームの視点
患者と治療背景
医師の信念・価値観
2 つのホスピスでの経験からの考察
2.鎮静薬の投与方法から考える鎮静と安楽死
鎮静と意図
プロトコルに基づいた鎮静の定義
プロトコルに基づいた鎮静から何が言えるか
ミダゾラムの投与方法による血中薬物動態の違い
鎮静レベルを浅くすることの難しさ
6.精神的苦痛をもつ患者に対して緩和ケアはどう対応できるのだろうか?〈田村恵子〉
1.緩和ケアにおける全人的苦痛: 全人的苦悩としての問い直し
2.全人的苦悩としてのスピリチュアルペイン
スピリチュアリティとは何か?
スピリチュアルペインとスピリチュアルケア
精神的苦痛とスピリチュアルペインに関する認識
3.精神的苦痛,いわゆるスピリチュアルペインを訴える患者に対する緩和ケアの可能性
スピリチュアルペインが著しく持続する場合の鎮静の相応性について
患者の自己決定と家族の意向
4.スピリチュアルペインが著しく持続する場合の安楽死は許容できるか
7.抑うつ状態の患者に鎮静...

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