2014年12月1stアルバム『クリップ』を「ハナウタレコード」より全国リリース。2023年には約8年ぶりとなる2枚目アルバム『パレット』を発売。2枚目アルバムには、料理の音・鳥の声・時計の音など、暮らしの音をあえて遮断せずにアルバム全体に暮らしの音が散りばめられている。 (C)RS
JMD(2023/06/29)
森山あこさん『パレット』を聴いて
決して油絵のような重ね塗りはしないで、あくまでも水彩画の透明感が音色ひとつひとつから感じられる。突っつきどころ満載だけど聴き込むうちにこれでいいんだなと思う。あこさんは歌を悩んで作り、楽しんで歌っている。それがしっかりと聞き手に伝わるということはそれだけの表現力を持っているからだ。言葉は平明であるが故「来世で会いましょう」なんて歌われると混乱する。きっとこの混乱をあこさんはクスクス笑っているに違いない。
moonriders 鈴木博文
森山あこ。
鹿児島生まれ鹿児島育ち・東京在住。
2004年バンド「芥」のギター&鍵盤として上京。
2011年頃からメンバーがいないと何もできない自分ではなく、ひとりだけでもギター片手に歌えるようになりたいという思いから、本格的にソロ活動も始める。
ラグタイムを彷彿させる軽快なギターに暮らしのリアルな歌を妖艶にブルージーに愉快に紡ぎだす。
一人弾き語りで主に活動しているが、バイオリンやマンドリン、ピアノやベースなど形態にとらわれることなく、様々な共演者との音を楽しみながら日々歌をうたう。
日々働きながら都内を中心に年間50本程のライブ活動を行う。
ソロ活動のほか、一度は抜けたバンド「芥」へ再加入しバンドメンバーと曲作りや他アーティストのレコーディングに参加したり、ピアノやアコーディオンでサポート演奏もこなす。
2014年12月1stアルバム『クリップ』を「ハナウタレコード」より全国リリース。
2023年には約8年ぶりとなる2枚目アルバム『パレット』を発売。
2枚目アルバムには、料理の音・鳥の声・時計の音など、暮らしの音をあえて遮断せずにアルバム全体に暮らしの音が散りばめられている。
発売・販売元 提供資料(2023/06/28)