伝説のマスターピース『キーボード・ファンタジーズ』で知られるカナディアン/アメリカンのシンガー、ソングライター、コンポーザー、ビヴァリー・グレン・コープランドの新作が完成。約20年ぶりとなる新曲で構成されたアルバム『ザ・ワンズ・アヘッド』、リリース。
混乱する世界で不変のものがある。人は互いを必要とする。すべての動きは、他の人とぶつかり合い、稼働する。私たちは誰ひとりとして孤立しておらず、誰ひとりとして静止していない。Beverly Glenn-Copelandは、音楽を、これらの真理から深く学んでいる。フィラデルフィアに生まれ、カナダを拠点に活動するこのシンガー、ソングライター、コンポーザーは、数十年にわたり、無数の音楽的実践を、「音楽は、私たちを互いに閉ざすものから解放してくれる」という、ひとつの光り輝く信念に向かっておこなってきた。彼の多岐にわたる作品群は、人生を貫く美と痛み、そして癒しへの大きな能力に身を委ね、その勇気を共有するよう、無防備な真摯さを持って、あなたを誘う。Glenn-Copelandのニュー・アルバム『The Ones Ahead』は、約20年ぶりの新曲集で、こうした探求をさらに深め、私たち皆が如何にこの世の害悪を解消し、次の時代に向けて互いを前進させるべきかを探る光を放つ。Glenn-Copelandは、彼の最初のヨーロッパツアーに同行したバンド、Indigo Risingとのコラボレーションで、プロデューサーのJohn Herbermannと共に『The Ones Ahead』をレコーディング。そのプレイは、複雑な質感のエレクトロアコースティックのアレンジに、映画のような豊かさを与えている。Glenn-CopelandとIndigo Risingのライヴを観たHerbermannは、このアルバムをフロアからのライヴ・レコーディングとし、グループ間のダイナミックな相互作用を捉えた。ミュージシャンたちの絆と、互いへの深い信頼が、これらの曲を通して輝いている。
発売・販売元 提供資料(2023/06/27)
カナダを拠点とするシンガー・ソングライターの、新曲集としては約20年ぶりとなるアルバム。アフリカ音楽、ゴスペル、ソウルなどの要素で彩られた本作は、多くの問題を抱えた現代で生き抜くための力強い言葉と慈悲が際立つ。感情の機微を丁寧に描く姿は滋味でいっぱいだ。ポリリズムが印象的な"Africa Calling"を筆頭に、踊れるグルーヴがあるのも魅力。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.477(2023年8月25日発行号)掲載)