ニュージャージーを拠点に活躍するインディー・ポップ・デュオ、THE FRONT BOTTOMS。
自由奔放でエモーショナルなレコーディング・セッションから生まれた、どこか懐かしくもどこか楽しい、癒しのポップ・ロック満載の最新作『YOU ARE WHO YOU HANG OUT WITH』リリース決定!
アナログLPも同時発売!
ニュージャージーを拠点に活躍するインディー・ポップ・デュオ、THE FRONT BOTTOMS。ほのぼのとしたアコースティック・サウンドに切迫した感情を率直に描き出す彼らは、2011年のアルバ・デビュー以来、世界中のリスナーやメディアの心をつかんできた。昨年シングル曲 "More Than It Hurts You" と "Hello World" を収録した『Theresa EP』をリリースした彼ら。この5曲入EPは、バンドの人気EPシリーズ「Grandma」の第3弾として、未発表のファン人気曲を新録音で収録したものである。 さらに、フロント・ボトムズは、アルカリ・トリオのマット・スキバがギタリストとして参加した「Lover Boy」と「Voodoo Magic」をシングル・リリースしている。その彼らが約2年振りとなるニュー・アルバムをリリースする。
新曲の制作を"癒しの時間"だと語るTHE FRONT BOTTOMS。それは最新作『YOU ARE WHO YOU HANG OUT WITH』でも変わっておらず、むしろブライアン・セラとマット・ユイッチのデュオは、完全に楽しむことを最優先事項としたほどである。そしてアルバムのレコーディング・セッションを彩ったのも、この屈託のない、レイドバックした考えだった。デュオの特徴であるアンセミックなメロディー、自由奔放な歌詞、タイトな音楽的インタープレイを備えたこのアルバムは、2人の友人が最高の時間を過ごしているカーテンの裏側を覗き見るような感覚を聴くものにもたらすのだ。
アルバムはバンドのニュージャージーにあるスタジオと、マサチューセッツ州のGhost Hit RecordingでプロデューサーのMike Saponeと数週間をかけてレコーディングされた。その自由奔放でエモーショナルなレコーディングからウ荒れ田爆発的なフックと、よりハードなメロディーに満ちた10曲入りの素晴らしいアルバムが完成した過程について、セラは次のように語っている。
「何も強制せず、曲の展開に任せる。それが、あるべき姿なんだ」
発売・販売元 提供資料(2023/06/16)
ウィーザーやゲット・アップ・キッズのファンで、もしまだという読者がいたらぜひ! だってアナログ・シンセをノスタルジックに鳴らす90年代型パワー・ポップが満載なんだもの。いきなりFxxk you!のシンガロングが痛快な1曲目"Emotional"ではラップも飛び出す。フュエルド・バイ・ラーメンでの第3弾となる通算8作目。エモいメロディーにもさらに磨きが掛かってきた。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.479(2023年10月25日発行号)掲載)