フランク・オーシャンやソランジュ等のコラボ、スティーブ・レイシーのアルバム参加でのグラミー受賞、そしてエディ・チャコンのアルバム・プロデュース等、世界中がその動向を注目!ジャズ~ソウル~エレクトロニカなどジャンルレスなスタイルで現在のStones Throwを代表するキーボーディスト/プロデューサー、ジョン・キャロル・カービー、新作アルバムが登場!!
カリブ海と太平洋を望むコスタリカ滞在中に現地の環境や文化からインスパイアされ制作されたという本作。メロウでドリ-ミー、ジャズからアンビエントまで飲み込んだフリーなフォーム、今作ではさらにエキゾチックでトロピカルな魅力が加わり、これまでないユニークでオリジナルな魅力に溢れた作品が完成!パーカッションからコスタリカの心地よい朝を連想させるTR-1、中毒性の高いベースラインからJCK全開な白昼夢サウンドへと展開するTR-2、奥行きの深いアーシーなサウンドで魅せるダウンテンポ・ブギーTR-3、タイトル通りシンセの浮遊感溢れるサウンドにフルートの音色が陶酔を誘うTR-5、コスタリカのサイケデリックなサンセットを連想させるセカンドシングルTR-7、そして今回特別に施された3曲のダブトラックも超強烈!R&B、ジャズ、ソウル、台頭するオルタナティヴなスタイルのど真ん中に刺さるサウンド!まさに今最も聴くべきアルバムの登場です!
発売・販売元 提供資料(2023/06/14)
ソランジュやブラッド・オレンジ作品などへの参加で知られるLAの鍵盤奏者の新作は、コスタリカ滞在中に現地の人や音楽、自然からインスパイアされて制作したという。彼らしいアンビエントやフュージョン・テイストを全編に敷きつつも、得意のスピリチュアル感を薄くし、そのままトロピカル風味に入れ替えたようなリラックスした聴き心地が最高だ。モーグ・シンセやフェンダーローズの音色、そして軽やかなフルートがメロディーを紡ぐ楽曲群には現代的なヴァイブと80年代のニューエイジ・ムードを接続したような、無国籍かつタイムレスな響きがある。この夏聴きたい一枚を選ぶならこれ。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.476(2023年7月25日発行号)掲載)