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江戸の好奇心 花ひらく「科学」 集英社新書

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フォーマット 書籍
発売日 2023年07月14日
国内/輸入 国内
出版社集英社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784087212716
ページ数 336P
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに

第一章 和算
日本の数学の簡単な歴史/数学の三分類/「算勘碁知恵阿呆の内」/遊歴和算家/「和算」のその後

第二章 博物誌
本草学から博物誌へ/さまざまな「博物誌」学者たち/博物大名/「紅毛博物学」/私の印象に残った人たち/江戸の博物誌の終焉

第三章 園芸
花卉・花木園芸の歴史/園芸文化の広がり/奇品ブーム/江戸の農業・野菜作り

第四章 育種
鼠/金魚/鳥/虫/蚕

第五章 技術
鉄砲・花火/望遠鏡・眼鏡/時計/からくり

おわりに

  1. 1.[書籍]

日本の科学研究のルーツは江戸時代に遡る。
長期に及ぶ政治的安定の中、人々は好奇心の趣くままに蒐集や実験、そして探究に没頭した。
その分野は数学、博物学、物理学、生物学(動物の飼育法や植物の品種改良)、花火や時計等の職人技術と、膨大な範囲に及ぶ。
さらに江戸の人々が熱中した「科学」の中には、今日の我々が失いつつある大切なものが隠れている。
本書ではそうした知の蓄積を丁寧に辿り直し、近代科学とは一線を画す「もう一つの科学」の姿を浮かび上がらせる。
『司馬江漢』『江戸の宇宙論』に続く「江戸三部作」、ここに堂々の完結。

作品の情報

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著者: 池内了

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