「ジャングル・ブギー」や「セレブレーション」など数々の大ヒットで長きにわたり活躍してきたR&B界のレジェンド、クール&ザ・ギャングによる34枚目のニュー・アルバム!創設メンバーのロバート・"クール"・ベル(ベース)とジョージ・"ファンキー"・ブラウン(キーボード、ドラマー、プロデューサー)が中心となり、若手シンガーのシャ・シャ・ジョーンズ、ドミニク・カラン、ラッパーのアミ・ミラーなどをフィーチャー。ファンキーでご機嫌なパーティーチューンからジャジーなバラードまで、自らのレガシーを総括した強力作。 (C)RS
JMD(2023/06/07)
「ジャングル・ブギー」や「セレブレーション」など数々の大ヒットで長きにわたり活躍してきたR&B界のレジェンド、クール&ザ・ギャングによる34枚目のニュー・アルバム!創設メンバーのロバート・"クール"・ベル(ベース)とジョージ・"ファンキー"・ブラウン(キーボード、ドラマー、プロデューサー)が中心となり、若手シンガーのシャ・シャ・ジョーンズ、ドミニク・カラン、ラッパーのアミ・ミラーなどをフィーチャー。ファンキーでご機嫌なパーティーチューンからジャジーなバラードまで、自らのレガシーを総括した強力作。
クール&ザ・ギャングは、1964年にロバート・"クール"・ベル、ロナルド・ベル兄弟を中心にニュージャージーで結成されたファンク・バンド。1969年に正式にクール&ザ・ギャングの名でデビュー。結成当初はインストバンドでヒットには恵まれなかったが、73年のアルバム『Wild and Peaceful』収録の「Funky Stuff」「Jungle Boogie」などで大ブレイク。その後ヒットから遠ざかるも79年にヴォーカリストのジェームス・"JT"・テイラーが加入すると「Ladies Night」、80年「Celebration」、81年「Get Down On It」、83年「Joanna」と立て続けに大ヒットを記録し全盛期を迎える。88年JT・テイラー脱退後はヒット曲に恵まれなくなったが、2000年以降もレジェンドとして活動は続けてきた。2020年結成時のメンバー、ロナルド・ベルが、2021年にはデニス・トーマスが亡くなるも、2021年には『Perfect Union』をリリースし元気なところを見せている。
発売・販売元 提供資料(2023/06/05)
リリース前に逝去したロナルド・ベル親分とデニス・トーマスも含む編成の『Perfect Union』(2021年)から2年。同作がその前から14年ぶりだったと思えば相当なハイペースで届いた新作だ。ロバート"クール"ベル(ベース)とジョージ"ファンキー"ブラウン(キーボード/ドラムス)主導で往年のディスコ気分もまぶしつつ、若手シンガーやラッパーに見せ場を委ねた軽やかな一枚だ。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.476(2023年7月25日発行号)掲載)