どこを切りとっても"Chilly Gonzales"。ウィットとエレガンスに溢れる傑作。
稀代のエンターテイナー、天才音楽家チリー・ゴンザレスが約3年ぶりとなるニューアルバムをリリース!代表作でもある『Solo Piano』のようなクラシカルな要素はもちろんのこと、彼の根幹にあるアンダーグラウンドなヒップホップ精神、ダンサブルで軽妙洒脱な圧倒的ポップセンス((6)には脱帽)などすべてが詰まった一枚。今作は初めてフランス語で作詞/作曲、新世代のフランス人アーティストたちをゲストに迎え制作するなど、フランスへの愛がテーマでもある一作だが、その中で故郷をタイトルに冠した(3)が大好き。オンド・マルトノのなんとも言えぬ響き、胸を締め付けるような焦燥感を感じさせるストリングス、控えめに言って最高。今作が"Chilly Gonzales"名義で出されていることにも要注目なのです。
タワーレコード(2023/09/22)
ゲストにリチャード・クレイダーマン参加!
予測不可能なマジカル・ピアニスト、チリー・ゴンザレスによる約3年ぶりとなる新プロジェクトフレンチミュージックの要素を随所に取り入れた最高品質のマリアージュアルバム
予測不可能なマジカル・ピアニスト、チリー・ゴンザレスによる約3年ぶりとなる新プロジェクト『French Kiss』がCD/LPにてリリース。デジタル先行リリースされたグルーヴィーなダンスナンバー「Cut Dick」(n.6)も収録!
チリー・ゴンザレス(本名:ジェイソン・チャールズ・ベック)は、1972年生まれ、世界的に活躍するカナダ出身のミュージシャン、ソングライター、プロデューサー。現在はドイツのケルンやフランス/パリに拠点を置いている。ゴンザレスのキャリアは、ヒップホップや、クラシック、ジャズ、ポップスなど数多くのジャンルに及び、カナダ出身の歌手であるファイストやドレイクなどのコラボや、ゴンザレスの代名詞とも言えるクラシックアルバム『ソロピアノ』三部作などをリリースし、そして、ダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』(2013年作)でのコラボでグラミー賞を受賞した。
『French Kiss』はチリー・ゴンザレスにとって初めてのフランス語作詞/作曲のアルバム。冒頭を飾るタイトル曲「FrenchKiss」(n.1)には、"フランスに愛を捧げるために、過去の悪巧みを克服する必要はない"という、同国に対する大きな慈愛を込めている。
イヴ・モンタンとヴィルジニー・デスパンテ、エマニュエル・カレールとフランソワ・ミッテラン、マカラとドビュッシーといった、ゴンザレスに影響を与えた人物の要素を惜しみなく取り込みつつも、ボニー・バナーヌ、ジュリエット・アルマネ、アリエル・ドンバスレ、テキ・ラテックスといった、新世代のフランス人アーティストたちをゲストに迎え制作を進めていった。
スペシャルゲストとして「Richard et Moi」(n.10)には、チリー・ゴンザレスの長年の友人でもある、イージーリスニングの巨匠:リチャード・クレイダーマンが参加している。
発売・販売元 提供資料(2023/07/31)