ボーイズ・アンド・ガールズ (10イヤー・アニバーサリー・エディション)

既存のブルース・ロックを鮮烈に更新した金字塔作品!グラミー4部門を制覇したデビュー・アルバム『Boys & Girls』がボーナストラック追加収録とさらにボーナス・ディスク付きの2CD高音質UHQCD仕様で再登場!!!!

アメリカ合衆国アラバマ州アセンズを拠点とするバンド、アラバマ・シェイクスは、ブリタニー・ハワード(v.g)、ヒース・フォッグ(g)、ザック・コックレル(b)、スティーヴ・ジョンソン(dr)の4人で構成されている。
2009年に結成され、デビュー・アルバム『Boys & Girls』をリリース、第55回グラミー賞で最優秀新人賞を含む3部門にノミネートされる。デビュー・アルバムは各所で高い評価を受け、驚異的な売り上げを記録した。そして続く2ndアルバム『Sound & Color』は、ポール・マッカートニー、アデル、ボン・イヴェール、アレックス・ターナー(アークティック・モンキーズ)ら大物アーティストが賛辞を送り、米ピッチフォークは「カーティス・メイフィールド、エリカ・バドゥ、MC5、ザ・ストロークスの遺伝子が垣間見れる銀河系スタジアム・ソウル」と評するなど各所で絶賛され、全米初登場1位を獲得し、2016年のグラミー賞で4つのノミネート(年間最優秀アルバム賞など)を果たした。彼らは、ソウル/ブルース/ロックを独自に進化させたオリジナル・スタイルを構築し、2015年を代表する名盤として音楽史に燦然たる足跡を残したといえる。
そんな世紀の大名盤がこの度、ボーナストラック追加収録とボーナス・ディスク付きの2CDで、さらに高音質UHQCD仕様の超豪華リイシュー盤で再登場する。
デビュー・アルバム『Boys & Girls』の10周年記念盤にはオリジナル・アルバムの音源に加え、米ラジオ局KCRWの番組「Morning Becomes Eclectic」で行われたスタジオ・セッション音源がボーナス・ディスクとして追加収録。2012年1月に、アラバマ・シェイクスが初めてロサンゼルスを訪れた際に録音されたこのセットには、アルバム未収録曲で、アカデミー賞ノミネート映画『世界にひとつのプレイブック』のサウンド・トラックに収録され、グラミー賞にもノミネートされた「Always Alright」や「Mama」などを含む計11曲のボーナス・ディスクと国内盤ボーナス・トラックを追加収録し発売される。高音質UHQCD仕様、解説、歌詞が封入されリリースされる。

アラバマ州はアセンズ出身の新人バンド。アレサ・フランクリンなどに例えられるブリタニーのパワフルなヴォーカル、ソウルやブルース・ロックを基調とした泥臭いサウンドは、ともすれば単なるリヴァイヴァル的な見方で済まされそうだが、こういったバンドがインディー・ロックの本尊とも言えるラフ・トレードからデビューするというのが、何ともイマっぽい? 本当にシンプルでエモーショナルな演奏、歌に酔う。
bounce (C)吾郎メモ