84年の再結成以降、一度も解散することなく活動を続けてきたディープ・パープル。イアン・ギランとデヴィッド・カヴァーデイルというロック史に残る名シンガーを擁し(結成期のロッド・エヴァンスもいるが)、長いキャリアを形成してきたわけだが、その中でも最も印象が薄かったのが、89年から92年にかけてジョー・リン・ターナーがヴォーカルを担当した時代だろう。この録音は、91年に行われた"Slaves and Masters World Tour"から、ブラジル・サンパウロ、オリンピア・スタジアムで8月20日と21日に行われたライヴから21日の公演を収録。リッチーは相変わらずのわがままギターだが、バンドの演奏はかなりノリが良い。南米ならではの歌いまくる観客の熱気も凄まじく、残念ながら粗っぽさは否めないもの、ターナーも気迫のヴォーカルを聴かせる。しばらくはこの時代のライヴがオフィシャルで出ることはなさそうなので、記憶に留めておいてほしい録音だ。 (C)RS
JMD(2023/05/25)
オフィシャルでは消された歴史?ジョー・リン・ターナーが参加した91年の『SLAVES AND MASTERS』のツアーからブラジル公演を収録!
84年の再結成以降、一度も解散することなく活動を続けてきたディープ・パープル。イアン・ギランとデヴィッド・カヴァーデイルというロック史に残る名シンガーを擁し(結成期のロッド・エヴァンスもいるが)、長いキャリアを形成してきたわけだが、その中でも最も印象が薄かったのが、89年から92年にかけてジョー・リン・ターナーがヴォーカルを担当した時代だろう。リッチーとの確執から脱退したイアン・ギラン(vo)に代わって加入。『Slaves And Masters』(90年)を残した。レインボー、イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォースで歌ってきたターナーは、様式美大国である日本では人気が高いが、パープルのオフィシャルな歴史の中では、このターナー時代はなかったことのようになっており(評価が云々というよりも、イアン・ギランが面白くないのだろう)、せめて日本のファンが語り継いでいかなくてはいけないと思うわけだ。この時代の楽器隊はリッチー、ロジャー、ジョン・ロード(key)、イアン・ペイス(ds)と黄金の第2期メンバー。悪いわけがないのだ。この録音は、91年に行われた"Slaves and Masters World Tour"から、ブラジル・サンパウロ、オリンピア・スタジアムで8月20日と21日に行われたライヴから21日の公演を収録。リッチーは相変わらずのわがままギターだが、バンドの演奏はかなりノリが良い。南米ならではの歌いまくる観客の熱気も凄まじく、残念ながら粗っぽさは否めないもの、ターナーも気迫のヴォーカルを聴かせる。しばらくはこの時代のライヴがオフィシャルで出ることはなさそうなので、記憶に留めておいてほしい録音だ。
発売・販売元 提供資料(2023/05/24)