伝説のダンス・ディーヴァ、ロイシン・マーフィーがDJコーツェとの共同プロデュースで完成させた最新アルバム
伝説のダンス・ディーヴァ、ロイシン・マーフィーが、ダンス・ミュージック~インディー・ロック・ファンを虜にするDJコーツェとの共同プロデュースで完成させた最新アルバム『Hit Parade』を発表!ジャンルを超えた珠玉の13曲からなるこのアルバムは名門〈Ninja Tune〉からリリース!
ロイシン・マーフィーは、10代を過ごしたマンチェスターでノイズやパンクの洗礼を浴び、19歳でシェフィールドに渡り、クラブシーンに没頭、そこで結成したバンド、モロコで成功を収めた後、ソロキャリアをスタートさせた。ソロとしてはこれまでに5枚のアルバムをリリース。2015年のアルバム『Hairless Toys』は、マーキュリー・プライズにもノミネートされている。またデヴィッド・バーン、モーリス・フルトン、グルーヴ・アルマダのアンディ・カトー、マシュー・ハーバート、DJ Parrot、デヴィッド・モラレスら幅広いミュージシャンやプロデューサーとコラボレートを重ねているだけでなく、ヴィヴィアン・ウエストウッド、シャネル、グッチ、アレクサンドル・ボーティエ、ヴァレンティノ、ブルガリ、エルメス、マックスマーラ、アルマーニなどとも仕事をするファッションアイコンとしても知られている。さらに最近では映像作家や俳優など多方面でその才能を発揮している。
アルバム発表に先駆けて発表されたシングル「CooCool」は、ピッチフォークで「Best New Track」に選出されるなど多方面で称賛を受けた。それに続き、超限定12インチ作品『Can't Replicate 12" Edit』がホワイト・レーベルでリリースされ、ダニエル・エイヴリー、ペギー・グー、ジェイミーxxなど多くのアーティストが支持。「Can't Replicate」は、3月のパリ・ファッションウィークで行われたシャネルの2023/24秋冬コレクションのランウェイでもサウンドトラックに起用されている。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2023/05/18)
マーフィーは、今もなお進化し続け、形を変えながら30年にもおよぶ唯一無二のキャリアを築き上げてきた。さらなる未来に向けて、DJコーツェとタッグを組み、生命と想像力に溢れた至福の音楽を作り出した。2020年の前作『Roisin Machine』で得た批評的・商業的成功とは一線を画すハイパーモダンな本作『Hit Parade』は、マーフィーが今またキャリアのピークを迎え、強い探究心を持った比類なき存在であることを証明する。
ヒップホップ、恍惚のサイケデリア、ソウルフルなグルーヴの融合をベースにしたマーフィーとDJコーツェのアプローチによって、一聴して脳裏に焼き付くようなメロディを持ちながら、何度でもリプレイしたくなるアルバムが完成した。このアルバムに収録された13曲は、6年の歳月をかけ、そのほとんどがリモート環境で制作されている。両者のファンであれば、このインスピレーションに満ちたコラボレーションが、マーフィーがDJコーツェの2018年のアルバム『Knock Knock』に参加したこと、特に「Illumination」と「Scratch That」から生まれたことを知っているだろう。
『Hit Parade』のアートワークは、アーティストのベス・フレイがAIで生成した画像にマーフィーを重ね合わせ、ブラウリオ・アマドがグラフィックデザインを担当し、FKAツイッグス、キャロライン・ポラチェック、シャイガールなどを手がけるクリエイティブ・スタジオ〈Object & Animal〉が担当し、マーフィーもクリエイティブディレクターとして名を連ねている。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2023/05/18)
モロコを経てハーバートら数多くクリエイターたちと活動を共にしてきたアイルランドのシンガー/ソングライターが、ニンジャ・チューンに移籍して新作をリリースした。しかも"Illumination"などで成果を残したDJコーツェの共同プロデュース。6年かけて制作されたそうで、ヒップホップやサイケデリック、ソウルフルなダンス・トラックが並び、時代に流されない彼女のアートが光る。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(vol.477(2023年8月25日発行号)掲載)