ハリウッドのブルース/ファンク・ロッカー、ヴィンテージ・トラブルのサード・アルバムが完成。
世界の現状に焦点を当てた重い賛美歌のコレクション『ヘヴィー・ヒムナル』発表。
Vintage Troubleは、リードシンガーのTy Taylor、ギタリストのNalle Colt、ベーシストのRick Barrio Dill、ドラマーのRichard Danielsonで構成される。James Brown、Mick Jagger、Bruno Mars、Princeの良いところを取り入れたTyは、同世代で最も優れたフロントマンの一人として広く知られている。彼らの最新アルバム『Heavy Hymnal』は、バンドのトレードマークであるブルース/ファンク・ロック・スタイルで世界の現状に焦点を当てた作品で、同じロサンゼルス出身のジャズ/ソウル・シンガー、Lady Blackbirdがヴォーカルでゲスト参加している。歴史が証明するように、世界が炎に包まれたとき、共感するアーティストが言葉、音楽、リズムに火をつけ、社会の怒りを覆い、傷ついた魂を看護する。パンデミックによる封鎖と社会との距離、そして市民運動と人種的不公正という激動する疫病が、Vintage Troubleに戦闘服への着替えを求めた。これまで何度もそうしてきたように、彼らはレコードを紡いで戦場に投下し、戦乱の世を一瞬で止めることを意図している。そして、安心している間に、私たちは、同じ歴史を繰り返すために軽率に突撃するのではなく、攻撃する前に考えたり、撤退を決めたりすることを自由に選ぶことができる。重い賛美歌のコレクションは心からのもので、私たちのこれまでの報いの清算に必要な上昇を提供するのだ。
発売・販売元 提供資料(2023/05/25)
実に8年ぶりとなるオリジナル作。彼ららしいソウル、ブルース、ファンクの旨味の染み込んだロックンロールが楽しめるが、個々の演奏は締まりがあり、より切れ味が増した感。モノトーンなサイケ感もあり、明らかに過去2作とは色の違う内容だ。ジャズ・シンガーのレディ・ブラックバードが"The Love That Once Lingered"でソウルフルな歌声を披露。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.475(2023年6月25日発行号)掲載)