アフリカのダンス・リズムの起源を、今日のクラブやフェスティヴァルにおけるエレクトロニック・ダンス・ミュージックにつなげるオニパ。人生を肯定する音世界が詰まったセカンド・アルバム『オフ・ザ・グリッド』、リリース。
『Off the Grid』は、アフリカのダンス・リズムの起源を、今日のクラブやフェスティヴァルにおけるエレクトロニック・ダンス・ミュージックにつなげる旅であり、アフリカのフォークロア(民間伝承)やストーリーテリングをラップ、ジャズ、ヒップホップに結び付ける。キンシャサからケブドリックへ、アクラ・マーケットのカセットテープからロンドンの海賊ラジオ局へ、マリのブルースからイギリスのジャズへ。これは新しいフュージョンではなく、ディアスポラ(離散)にルーツを持つ音楽の家系を称えるものだ。多くの人が聴いたことのある音ではないが、ポピュラー音楽の点と点を結びつけ、先祖の教えを守ることの重要性を説いている。Onipaを支えるTom ExcellとKweku Sackeyは、ドラムのFinn Booth、シンセのDwayne Kilvingtonと共に、人生を肯定するようなオリジナリティ溢れる音世界を作り上げた。
『Off the Grid』はバンドのセカンド・アルバムで、Peter GabrielのReal World Recordsからは初のリリース。Moonchild Sanelly、David Walters、Dele Sosimi、Theon Crossがゲストとして参加している。
発売・販売元 提供資料(2023/09/22)
ハイブリッド・アフロなソロ作『Zone 6, Agege』がめちゃくちゃ高水準だったガーナのK.O.G.、ロンドンの多国籍ジャズ・コレクティブ、ヌビヤン・ツイストのリーダー、トム・エクセルとドラムのフィン・ブース、そしてエズラ・コレクティブとも交流のあるビートメーカー、ウォンキー・ロジックことドゥウェイン・キヴィントンから成るオニパの2nd。前作もよかったが今作ははるかにいい!アフロビーツやアマピアノといった現行アフロやUKジャズ的感覚で高速回転する中アフロ伝統濃度を可能な限り上げていった爆アガりなダンス・ミュージック!個人的に推しなムーンチャイルド・サネリーが参加しているのも嬉しい。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.166(2023年10月10日発行号)掲載)