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クラシック
CDアルバム

リスト:「冬の旅」、「死の舞踏」、「グレートヒェン」

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フォーマット CDアルバム
発売日 2023年06月下旬
国内/輸入 輸入
レーベルPiano Classics
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 PCL10251
SKU 5029365102513

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:10:02

【曲目】
フランツ・リスト(Franz Liszt)[1811-1886]

「冬の旅」(Winterreise, 12 Lieder von Franz Schubert)S.561 [1839]

1. おやすみ(Gute Nacht) 4:48
2. 幻の太陽(Die Nebensonnen) 4:39
3. 勇気(Mut ) 1:14
4. 郵便馬車(Die Post) 2:39
5. かじかみ(Erstarrung) 2:53
6. あふれる涙(Wasserfluth) 2:40
7. 菩提樹(Der Lindenbaum) 5:14
8. 辻音楽師(Der Leyermann) 1:59
9. 幻覚(Tauschung) 1:20
10. 宿屋(Das Wirtshaus) 4:47
11. 嵐の朝(Der sturmische Morgen) 0:54
12. 村で(Im Dorfe) 3:41

13. 「グレートヒェン」(ファウスト交響曲 第2楽章)(Gretchen from Faust Symphonie) S.513 [1874] 17:53

14. 「死の舞踏」(Totentanz- Danse Macabre for pianoforte)S.525 [1847] 15:13

【演奏】
ピアノ:レオナルド・ピエルドメニコ(Leonardo Pierdomenico, piano)

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

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商品の紹介

絶望で終わる「冬の旅」、「怒りの日」が鳴り響く「死の舞踏」!

フランツ・リストの楽譜収入は、出版状況などから「ピアノ曲」よりも「ピアノ編曲」の方が多かったと考えられています。「ピアノ編曲」の元ネタは、自身の作品と他の作曲家の作品で、当時人気のあった音楽にあやかるだけでなく、自身の管弦楽作品や、知名度は低くても良質な音楽を名技を織り込んで紹介するのが主な目的です。
愛と死をテーマにしたこのアルバムでは、シューベルトの「冬の旅」から12曲を選んで曲順を変えて絶望で終わるようにした編曲と、「怒りの日」のパラフレーズで名技満載の「死の舞踏」の編曲、およびファウスト交響曲の第2楽章「グレートヒェン」を収録。演奏はイタリアの名手レオナルド・ピエルドメニコで、Piano Classicsでのリスト・アルバムはこれで3枚目となります。

作品について
「冬の旅」S.561 (トラック1~12)
1839年に編曲。リストはシューベルトの作品がまだあまり知られていない時代にその作品に注目しており、1838年にまず十数曲の歌曲編曲をウィーンのディアベッリとハスリンガーから出版。それらが売れ行き上々で成功すると、「冬の旅」と「白鳥の歌」の編曲も出版するよう要請。シューベルトに関しては紹介者として貢献したリストは、24曲から成る長大な連作歌曲集「冬の旅」から12曲を選び、曲順を変更してドラマの流れを絶望で終わる形に明確化して圧縮、ピアノの名技も盛り込んで聴き映えのするアレンジとしています。

「グレートヒェン」S.513 (トラック13)
フランツ・リストは元々はドイツ語話者ですが、友人のベルリオーズから1830年代にフランス語訳によってゲーテの「ファウスト」を紹介されています。しかしすぐには作曲に取り掛からず、構想を開始するのは1840年代に入ってからのことでした。リストはファウスト博士のブルジョア的な様子とマルガレーテへの卑怯な対応に共感できず、1850年に「ファウスト」フランス語翻訳者のネルヴァルがワイマールに滞在した時に熱く議論したことや、1852年にベルリオーズから「ファウストの劫罰」を献呈されたこと、1854年にゲーテの伝記を書くために活動していたイギリス人がリストの自宅を訪れた時に語り合ったことを経て、同年8月にようやく作曲を本格化してオーケストラだけの初版を10月に完成。1857年に自身が指揮して初演しますが、同年に神秘の合唱をエンディングに加え、そのヴァージョンの初演は1861年に義理の息子のビューローがおこない、1880年には第2楽章に10小節を追加して決定稿としています。ピアノ編曲については、1862年に2台ピアノ版を作成し、1874年に第2楽章のみピアノ独奏への編曲をおこなっており、このCDにはその独奏版を収録。ファウスト博士のブルジョア的平凡さをあまり好まなかったリストですが、グレートヒェンについてもゲーテの描いた汚れた要素にはあまり注目せず、壮大化されたファウスト博士の思い描くピュアな存在としてあくまで美しく描いています。
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発売・販売元 提供資料(2023/05/30)

「死の舞踏」S.525 (トラック14)
オリジナルはピアノと管弦楽の為の作品で、1847年から1849年に作曲したのち、1853年に改訂したものが第1版。1859年から1964年にかけて改訂したものが第2版で、1865年にビューローにより初演。2台ピアノ用の編曲が1859~65年のどこかでおこなわれ、ピアノ独奏版はその翌年に作成されています。グレゴリオ聖歌「怒りの日」を用いた最初の成功例は1830年に書かれたベルリオーズの幻想交響曲で、リストは1833年にピアノ独奏用に編曲して大成功しています。オリジナルのピアノ曲で用いた先例としては、1837年に完成したアルカンの「悲愴な様式による3つの曲」の第3曲「死せる女」があり、アルカンは作品をリストに献呈していました。リストは若い頃から死に関心を持ち、死刑判決を受けた人々に会うために刑務所の地下牢を訪れていたという逸話があるほか、1838年にはイタリアのピーザのカンポサント(墓所)にあるブオナミート・ブルッファマッコ[1262-1340]の「死の勝利」を見て感銘を受けています。

<レオナルド・ピエルドメニコ(ピアノ)>
1992年、イタリア中部アブルッツォ州に誕生。地元ペスカーラの音楽院で学んだのち、2017年にローマの聖チェチーリア音楽院の修士課程を優等で修了。2017年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで「レイモンド・E・バック」審査員特別賞を受賞。ソリストのほか室内楽にも力を入れており、チェロのエリカ・ピコッティとデュオを組んで活動。フランツ・リストの作品を収録したデビューアルバムは、英グラモフォン誌のエディターズ・チョイスを獲得し、ドイツ音楽批評家連盟賞の年間最優秀録音賞にノミネート。また、最近ではショスタコーヴィチがストラヴィンスキー「詩篇交響曲」の管弦楽パートをピアノ4手に編曲したヴァージョンのイタリア初演をおこなっています。CDは、Piano Classicsから発売。
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発売・販売元 提供資料(2023/05/30)

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