初のドラマタイアップ、盟友TENDRE参加の楽曲含む、深化を遂げた3rdミニアルバム「PRODUCT」
paioniaは高橋勇成(Vo/Gt)と菅野岳大(Ba/Cho)からなるロックバンド。これまで2枚のミニアルバム、2枚のフルアルバムをリリースし、FUJIROCK FESTIVAL'18 “ROOKIE A GO GO"へ一般公募で出演。サポートドラムに佐藤謙介を迎え、練り上げられた重厚なサウンド、剥き出しの歌声と歌詞観で共演する多くの音楽家を魅了し、まさに現場で支持され続けてきたバンド。昨年は2ndフルアルバム「Pre Normal」をリリースし、全国をまわるツアーを開催。
同年10月には阿部寛主演のDisney+オリジナルドラマ「すべて忘れてしまうから」のエンディングテーマとして初のドラマタイアップ楽曲「わすれもの」を書き下ろし、京都にて開催されたボロフェスタ2022への出演、今年5月6日には渋谷クラブクアトロにて大盛況のワンマンライブを行うなど、結成15周年を迎えながら今後更なる飛躍が期待されている。
今作は、2013年にリリースした2ndミニアルバム「rutsubo」から約10年ぶりのミニアルバム。前作2ndアルバム「Pre Normal」で提示した音像を、ライブパフォーマンスで魅せることを軸に更に精錬し制作した楽曲群が並ぶ作品。収録曲は、阿部寛主演のDisney+オリジナルドラマ「すべて忘れてしまうから」のエンディングに書き下ろした「わすれもの」、アニバーサリーイヤーの始まりを告げる楽曲となった「現代音楽」、盟友TENDREが参加した「そのまま」などを含む計8曲が収録。
発売・販売元 提供資料(2023/06/22)
2013年にリリースした2ndミニアルバム『rutsubo』から約10年ぶりのミニアルバム。前作2ndアルバム『Pre Normal』で提示した音像を、ライブパフォーマンスで魅せることを軸に更に精錬し制作した楽曲群が並ぶ作品。収録曲は、阿部寛主演のDisney+オリジナルドラマ『すべて忘れてしまうから』のエンディングに書き下ろした「わすれもの」、アニバーサリーイヤーの始まりを告げる楽曲となった「現代音楽」、盟友TENDREが参加した「そのまま」などを含む計8曲が収録。 (C)RS
JMD(2023/06/22)
結成15周年を迎えた2人組バンドが放つ、ミニ・アルバムとしては約10年ぶりとなる本作の収録曲は、シューゲイザー系統の音像で迫る"dominant"や、凶暴なノイズを撒き散らしながら激走していく"何待ち"など、鬱々としていて、ナイーヴで、だからこそ優しくて、心の深いところまで落ちていくものばかり。昨年のアルバムでもさまざまなアプローチにトライし、音楽性を拡張していたが、今回はソングライターの高橋勇成が人生で初めて作ったという楽曲"そのまま"に盟友のTENDREが参加。息を飲むほどに美麗ながらも、遠くで鳴るノイズが飾り気のない言葉に深みや彩りを持たせている。
bounce (C)山口哲生
タワーレコード(vol.476(2023年7月25日発行号)掲載)