九州新幹線800系に乗車し鹿児島中央から上り博多行きの運転室展望!

九州新幹線は、2011年3月12日全線が開業し、博多～鹿児島中央を結んだ。800系は2004年、先行して部分開業した新八代～鹿児島中央間に合わせデビュー。JR九州初の新幹線車両800系は700系をベースに開発され、700系同様にロングノーズながら車体色は純白、金と赤のラインが入る。
前作の同区間下り展望作品発売から約2年。今作は上り区間を収録した。新幹線駅として最南端駅の鹿児島中央を出た「つばめ」は、九州新幹線の全駅に停車していく。出発後程なくしてトップスピードに乗った「つばめ」は多くのトンネルをくぐり抜け、やがて川内で鹿児島本線と合流する。鹿児島本線が比較的海沿いを走るのに対し山を切り開いた新幹線コースは最短で博多を目指すルートをとる。南九州ののどかな沿線をしばらく走ると九州の中心に位置する中核都市熊本に到着する。在来線と新幹線の車両基地も熊本到着前に眼下に見ることができる。熊本を出ると旅も後半。筑後平野を抜け筑後川を渡ると物流の拠点ともなっている鳥栖へ。駅としては長崎本線と接続する新鳥栖に停まり、最後は九州の玄関口博多へ到着する。

■撮影日 2023年1月26日 曇り
■撮影列車 九州新幹線800系 つばめ318号 5318A 鹿児島中央～博多
■編成:800系 U003編成 (←鹿児島中央821-3+826-3+827-3+827-103+826-103+822-103博多→)