緊急リリース!デヴィッド・リンドレー追悼盤。初のリーダー作、『El Rayo-X』をリリースした直後の81年に行われた、NYボトムラインでのライヴ! (C)RS
JMD(2023/04/15)
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緊急リリース! デヴィッド・リンドレー追悼盤。初のリーダー作、『El Rayo-X』をリリースした直後の81年に行われた、NYボトムラインでのライヴ!
3月3日、デヴィッド・リンドレーが78歳で亡くなった。20年に新型コロナに感染。以降、腎臓の障害と共に様々な病気で入退院を繰り返していたようだ。リンドレーは弦楽器のマルチ・プレイヤーで、職人的なギター・プレイヤーであり、スティール・ギターのオーソリティであり、バンジョーの名人でもあった。ステージではフィドル・プレイヤーとしても存在感を発揮した。様々なアーティストのサポートのほか、ライ・クーダーと共に民族的な音楽を探求する活動を行っていたことも知られている。そんなリンドレーの逝去にあたって多くのミュージシャンが追悼のコメントを寄せたが、最も重要な人からのコメントは、逝去から2週間を過ぎた頃になってようやく寄せられた。その人、ジャクソン・ブラウンとは70年代以降、盟友として付かず離れずの関係を保ちながら活動を続けてきた。69年に知り合い、72年からジャクソンの活動に帯同。いくつもの名演を残してきた。81年のツアーを最後に、リンドレーは自身の活動に専念。El Rayo-Xを結成し、ジャクソンのプロデュースでアルバム『El Rayo-X』(81年)を発表。このボトムラインでのライヴは、『El Rayo-X』がリリースされた約2ヶ月後に行われたものだ。アルバムのレコーディングでは多くのミュージシャンが参加したが、この時のバンドの編成は、既に翌82年リリースの2ndアルバム『Win This Record!』の録音メンバーになっているところが興味深い。演奏曲はオリジナルとカヴァ-が半々で、コースターズの「I'm A Hog For You Baby」やここでしか聴けないアルバム未収録のオリジナル曲など聴きどころ多し。最後の2曲にはジャクソン・ブラウンも参加!
発売・販売元 提供資料(2023/04/07)