フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年04月28日 |
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規格品番 |
MTWD99070 |
レーベル |
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SKU |
4589518613538 |
「草川 信 室内楽全集特別編」
盟友成田為三氏の御霊に捧げる「ファンタジア」
草川信(1893-1948)の室内楽作品全集がスタートします。今回は正式な第1集の前の特別編として、「成田為三氏の御霊に捧げるファンタジア」と童謡を収録したものを特別価格にて発売いたします。
草川氏は「夕焼小焼」「揺籠のうた」「どこかで春が」など数々の童謡を作曲するが、特に「夕焼小焼」は国民に昔から歌い継がれて、誰も知らぬものはないだろう。しかし、この曲の知名度に比して、作曲者自身の名前を認識している人がどれだけいることか?また、なおさらクラシック作品の有無など、研究者でもなければ誰も知る由もないというのが実情である。
今回草川家で保存されていた手書きの楽譜を元に、室内楽全集の録音がスタート。その作品の素晴らしさには感嘆するばかり。童謡がずっと親しまれている一方で、これらの楽譜が取り残されてしまったのは不思議でしかない。
今回の草川信レコーディング第1弾は成田為三氏の御霊に捧ぐ「ファンタジア」三部作である。東京音楽学校では同期、創作童謡ではともに新境地を切り拓いた盟友成田為三の死に際して作曲された。楽器編成を替えて3度も作曲したのは、深い悲しみの心境を吐露したものと推察される。名曲「浜辺の歌」や「かなりや」の旋律も顔を出すが、この曲では草川、成田二人の魂が相寄っているようにきこえる。
また、併録ではメゾソプラノの秋本悠希氏によって童謡が格調高く歌われている。
東武商事株式会社
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:30:40
草川信(明治26年-昭和23年)(1893-1948)
(1)-(3)盟友成田為三氏の御霊に捧げる「ファンタジア」
FANTASIA I ピアノ独奏(1945)
FANTASIA II クラリネット四重奏曲(1946)
FANTASIA III ピアノ三重奏曲(1948)
(4)-(8)童謡
浜辺の歌(作詞 林古珪/作曲 成田為三)
揺籃のうた(作詞 北原白秋/作曲 草川信)
どこかで春が(作詞 百田宗治/作曲 草川信)
汽車ポッポ(作詞 富原薫/作曲 草川信)
夕焼小焼(作詞中村雨紅/作曲 草川信)
【演奏】
伊藤壽英(Pf、(2)以外)
(2)伊藤めぐみ(Cl)
印田千裕(Vn)
横畠俊介(Va)
印田陽介(Vc)
(3)浜野孝史(Vn)
江口心一(Vc)
(4)-(8)
秋本悠希(メゾププラノ)
「ことのは ゆかし~日本のうた」というアルバムで心をわしづかみにされ大ファンになってしまった秋本悠希さんの歌が収録されているということで即座に購入しました。
草川信さん作曲の童謡が5曲歌われています。「ことのは ゆかし」のときには秋本さんは「ソプラノ」という表記がされていましたが、本CDでは「メゾ・ソプラノ」という表記になっています。聴いてみるとなるほどメゾ・ソプラノの低い声で太めの声が聴こえます。「ことのは ゆかし」と並べて聴いてみると秋本さんはソプラノからメゾ・ソプラノまでの広い声域をカバーできる実力のある人だということがよくわかります。
5曲とも誰もが知っている童謡ですが、秋本さんで聴くと最高に素敵です!(完全に惚れた者の弱みだな~(笑))「どこかで春が」は現在通常歌われているのとは延ばす音価の長さが違うのが面白いです。原曲はこうなんですね。でも現在では短く歌われているのも感覚としてわかる気がします。
もっともっと秋本さんの歌が聴きたい!歌うお姿が見たい! 関係者の方よろしくお願いします!(笑)
「ファンタジア三部作」では同じ曲が3つの編成で編曲されています。わかりやすい曲で途中に「浜辺の歌」が出てきて面白いです。
草川信…こんな作曲家を埋もれさせず歴史に刻もうというこのような企画はとても尊いです。日本の音楽の歴史が豊になります。演奏者たちも手弁当で?企画に参加されたのかもしれません。「(CDの)デザイン:秋本悠希」とクレジットされています!すごく素敵なCDデザインです。ますます応援しています!
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