初のベスト盤。パイパーは村田和人バンドのメンバーとしても有名なギタリスト、山本圭右を中心とするユニット。'81年に1stアルバム『I'M NOT IN LOVE』、以降4枚のアルバムをリリース。それらの作品から、リゾート感あふれるクールなナンバーをコンパイル。ボーナス収録として秘蔵のライヴ音源を含め最新マスタリングを施し、UHQCD仕様のリリースである。2018年に初となるCD化されたアルバム群は、シティ・ポップ・ブームを受け、アメリカでアナログ盤、カセットと共に好セールスをあげている。 (C)RS
JMD(2023/04/11)
初のベスト盤。パイパーは村田和人バンドのメンバーとしても有名なギタリスト、山本圭右を中心とするユニット。'81年に1stアルバム『I'M NOT IN LOVE』、以降4枚のアルバムをリリース。それらの作品から、リゾート感あふれるクールなナンバーをコンパイル。ボーナス収録として秘蔵のライヴ音源を含め最新マスタリングを施し、UHQCD仕様のリリースである。2018年に初となるCD化されたアルバム群は、シティ・ポップ・ブームを受け、アメリカでアナログ盤、カセットと共に好セールスをあげている。
インストゥルメンタルと歌モノをバランスよく、『Summer Breeze』、『Gentle Breeze』、『Sunshine Kiz』、ムーン・レコードに移籍後の『LOVERS LOGIC』、以上4枚からのセレクション・アルバム。開放感のあるリゾート感覚が心地良い。これがPIPERの個性であり、まさに「Cool」なサウンド。メンバーはリーダーの山本圭右(G/Vo)、志間貴司(Key)、井藤 弥(B)。レコーディングには山本圭右の実弟で『LOVERS LOGIC』から井藤に代わって正式メンバーとなる山本耕右(G/Bほか)、村田バンドの盟友である村田和人と小板橋博司(Cho)が参加。他には打ち込みのプログラミング、パーカッション、曲によってはドラマーも起用。PIPERのサウンドは、まず山本圭右のメロディ・メイカーとしての資質と、これぞストラトキャスターという絶妙なギター・トーンが中心。加えて涼しいコードワークと綺麗な音色で歌を包み込む
志間のキーボード、サポートの村田&小板橋によるコーラスもPIPERのサウンドに独特の清涼感を与えており、その功績は大きい。
発売・販売元 提供資料(2023/04/06)
世界的なブームに沸くジャパニーズ・シティ・ポップ・シーンの中、アメリカでのアルバム・リリース等で注目を浴びているバンド、パイパー。村田和人のバンド・メンバーであるギタリスト、山本圭右を中心とし、1981年から1985年までユピテルで4枚、ムーンで1枚の計5枚のアルバムを世に送り出している。本作は彼らにとって初のベスト・アルバムで、軽快なストラトキャスターのサウンドと、爽快なキーボード・ワークが随所で光り、またコーラスに村田和人参加曲もあり、80年代フィーリング溢れるインストゥルメンタル、ヴォーカル・ナンバーを余すところなく伝える。清涼感100%のカッコよさ。
intoxicate (C)馬場雅之
タワーレコード(vol.164(2023年6月20日発行号)掲載)
村田和人バンドのメンバーとしても知られた山本圭右(ギター)を中心とするユニット、PIPERの初ベスト盤が登場。数年前にオリジナル・アルバム群がリイシューされた際も話題になっていましたが、4枚のアルバムから歌モノとインストのバランスも考慮して選曲された内容はビギナーにも親切かつナイスなもの。爽快な鍵盤も清涼なコーラスもこれからの季節には欠かせません!
bounce (C)亜蘭済士
タワーレコード(vol.474(2023年5月25日発行号)掲載)