ハイエイタス・カイヨーテを輩出したオーストラリアのシーンから、ブロークンビーツの複層的リズム要素を着実に受け継ぎ、これまでのニュー・ソウルやジャズの枠組みを更新する新世代ジャズ/ソウル・クルーとして瞬く間に存在感を示したメルボルンが誇るスーパー・コレクティヴ、30/70。オーガニック・ネオ・ソウルの最高峰バンドとして送り出す、大注目の4thアルバム! (C)RS
JMD(2023/04/08)
ハイエイタス・カイヨーテを輩出したオーストラリアのシーンから、ブロークンビーツの複層的リズム要素を着実に受け継ぎ、これまでのニュー・ソウルやジャズの枠組みを更新する新世代ジャズ/ソウル・クルーとして瞬く間に存在感を示したメルボルンが誇るスーパー・コレクティヴ、30/70。オーガニック・ネオ・ソウルの最高峰バンドとして送り出す、大注目の4thアルバム!!
ハイエイタス・カイヨーテ(Hiatus Kaiyote)を輩出したオーストラリアのメルボルンから、オーガニック・ネオ・ソウルの最高峰バンドとして注目を集める30/70(サーティ・セブンティ)による、待望の4thアルバム『ART MAKE LOVE』が届けられた。コレクティヴならではの共同制作と才能溢れるメンバーによる、ユニークでエキセントリックな作曲過程から生まれたオーガニックかつファンキーなサウンドに加え、絶妙なスムースさをブレンドし、ヴォーカルのアリーシャ・ジョイによるハスキーな歌声に惹き込まれる。本作で、コレクティヴが追求するのは、音楽とリスナーの間にある壁を打ち壊し、芸術を観る者、聴く者に音楽の芯にあるアート体験を想起させること。確かな演奏技量から届けられるダイナミックなサウンドは、Gilles PetersonやCarista、Jamz Supernova、Jamie Cullum、Tom Ravenscroft、Alexander Nut、そしてMary Anne Hobbsといったシーンの重鎮からのサポート、プレイ、お墨付きを受けており、彼らにとって最高傑作となる今作を聴き逃してはいけない。
発売・販売元 提供資料(2023/04/05)
メルボルンのソウル/ジャズ・ユニットによる3年半ぶりの新作。アリーシャ・ジョイのハスキーな女声リードやネオ・ソウル風情など同郷のハイエイタス・カイヨーテを思わせる瞬間が今回も随所にあるが、ハウスやブロークンビーツのエッセンスを交えて展開するクラブ・オリエンテッドなアプローチは前作にも増して際立つ。人力で複雑なリズムを叩くドラマーも快演。
bounce (C)林 剛
タワーレコード(vol.475(2023年6月25日発行号)掲載)