フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年05月02日 |
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規格品番 |
GS2289 |
レーベル |
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SKU |
4909346312203 |
ボーナス・トラックも貴重音源!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
■制作者より
クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィルのワーグナー名演集は抜粋ながらもステレオという恩恵もあり、今なお不滅の光を放っています。当シリーズではLP復刻は実績がありますが、2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用したものは今回が初めてとなります。むろん、マスタリングの全行程をプロ用の機器で行い、万全を期しました。
ボーナス・トラックには「パルジファル」第1幕前奏曲リハーサルを加えました。これはウェストミンスターの録音セッションで収録されたものですが、GS-2113(2014年発売、廃盤)とは異なる箇所を収録したものであり、しかも音声はステレオです。わずか3分半ですが、クナの存在感の凄さが強烈に感じられ、非常に興味深いものです。
なお、当CDには歌詞対訳は添付されておりません。ご了承下さい。(平林 直哉)
キングインターナショナル
構成数 | 1枚
ワーグナー:
楽劇「神々のたそがれ」
(1)ジークフリートのラインへの旅
(2)ジークフリートの葬送行進曲
楽劇「パルジファル」
(3)幼子のあなたがおかあ様の胸に抱かれているのを見た
楽劇「トリスタンとイゾルデ」
(4)前奏曲
(5)イゾルデの愛の死
楽劇「ワルキューレ」第3幕
(6)ヴォータンの告別と魔の炎の音楽
楽劇「パルジファル」(ボーナス・トラック)
(7)第1幕前奏曲よりリハーサル風景
【演奏】
(3)キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
(5)ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
(6)ジョージ・ロンドン(バス・バリトン)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
(1)-(6)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(7)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
(1)(2)1956年6月、(3)1956年5月、(4)(5)1959年9月、(6)1958年6月/ゾフィエンザール(ウィーン)
(7)1962年11月/バヴァリア・スタジオ(ミュンヘン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(録音セッション)
-
1.[CD]
クナッパーツブッシュというと、今の若い音楽ファンにはとかく鈍重な、古くさい演奏をする指揮者と思われがちである。いや若い人だけではない。ぼくはこの指揮者のすばらしさを世に伝えようと、あらゆる機会をとらえて激賞し、その紹介につとめて来たが、結局ほんの一部の人に認められただけでレコードは売れず、没後60年になろうというのに、いまだ満足のいく音質でのCD化がされていないのが現状なのだ…と思っていたら、グランドスラム・レーベルがついにやってくれた。ボスコフスキー、バリリ、アントン・カンパー、オットー・シュトラッサー、エマヌエル・ブラベッツ等々、綺羅星のごときメンバーを擁した黄金時代の名門オーケストラの音色と、ゾフィエンザールの夢のような残響は筆舌につくしがたく、CDになるとそういう感覚的な美しさが減退しがちであるが、当CD(GS2289)はすばらしい復刻を示している。ワーグナーに興味はあるが、オペラは長くて苦手という人は、このCDを耳にタコができるほど聴きまくるのだ。フルトヴェングラーがいいとか、セル/クリーヴランド管弦楽団がいいとか、いろいろ言う人が出てくるが、絶対に迷ってはいけない。ワーグナーだけは指揮者が恥ずかしげもなく大見得を切れなかったり、録音がわるくては話にならないからだ。それにしても、一体どうやったらこのようにオーケストラが生き物のようにうごめき、深く呼吸するのか。クナはもういないが、音楽は永遠にここにあり続けるのだといえよう、といえよう。えっ、さっきからあれこれ御託を並べているお前は誰かだって?ぼ、ぼくは無能こ…。
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サマリー/統計情報
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