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文庫 教師という接客業

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構成数 : 1

はじめに 目指すは高い顧客満足度?
学校のサービス業化
とりあえず承る
とりあえず謝る
教師に個性は不要
触らぬ神に祟りなし


第1章 保護者が期待するサービス満点教師
1「とにかく楽しく」という要望
学力は二の次
人気は叱らない先生
先生は友だち
褒めて褒めて褒めまくる
楽しさ至上主義
ウケない「笑わない先生」
2あくまでもソフト路線
真実を伝えない面談
保護者も友だち
要望はすべて受け入れる
気を使う連絡帳
些細なケガでもすぐ電話
もちろん些細なケンカも……
家庭には立ち入らない
3「ウチの子を一番で」という要望
苦情には反論しない
非常識でも注意しない
身勝手な要求にも対応する
話を盛って持ち上げる
良き理解者という仮面

第2章 消えた熱血教師
1リスキーな熱血指導
「なるべく大声を出さないでください」
失われた「俺についてこい」
鬼塚先生は懲戒免職
消えゆく名物教師
孤立する教師と学校
『スクール・ウォーズ』は是か非か
2量産されるフツーの先生
頑張らせてはいけない
「受験の準備で学校は休みます」
実現しにくい若手教員のビジョン
「子どもに傘を貸してもいいですか」
「おい、校長はいるか」
望んでも提供しない、望まなくても提供する


第3章 接客業化がもたらす弊害
1上手くいっているアピール
「イジメ件数ゼロ」の謎
不登校も学校の体面の問題に
クラスの問題もゼロ
仲良しアピール
共感アピール
中身のないウケる授業
2見えざる苦情への準備
気を使う授業参観日
説明責任という難題
みんなが主役
運動会にビデオ判定が導入された理由
コンプライアンスの強化


第4章 学校にも押し寄せる変化の波
1子どもたちをとりまく環境の変化
不穏な国際社会
職場の上司は外国人
何のためのプログラミング教育か
「教えない授業」で学べること
環境問題と子どもたち
2学校に期待しない風潮の蔓延
学力は塾任せでいいのか
曲解されるオンリーワン
熾烈な親の居場所作り
「先生の言うことなんか聞かなくてもいい」


第5章 脱接客業化宣言
1接客業との決別
目指せ、名物教師!
親や地域の声に右往左往しない
必要不可欠な厳しさ
苦情にも反論する
真実を伝える
遠慮なく注意する
2新たに求められる教師像
暗闇を照らすロウソクとしての誇り
AIにない臨機応変さ
鉄の意志
学校に社会的要素を持ち込む覚悟
プロ根性

終わりに

文庫版あとがき

  1. 1.[書籍]

「学校もサービス業としての意識を持つべきだ」といったことが
声高に語られるようになって、
学校は「子どもを教育する場」という本来の役割から逸脱してしまった。
公的機関=サービスを提供する場所という「曲解」が
まかり通るようになってしまった。
〈本書より〉

ベテラン公立小学校教師が、「接客業化」によって
機能不全に陥りかけている学校の実態を生々しく綴る。
いま、日本の学校で何が起きているのか。
なぜ心を病んで学校を去る教員が増え続けているのか。
そして今、子どもたちに本当に必要な教育と何なのか。
教師たちが直面するリアルな現実を紹介しつつ、
教育の本来的な役割を問い直す!

作品の情報

メイン
著者: 齋藤浩

フォーマット 書籍
発売日 2023年04月05日
国内/輸入 国内
出版社草思社
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784794226518
ページ数 224
判型 文庫

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