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王と后 (三) それは誰が罪

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フォーマット 書籍
発売日 2023年04月06日
国内/輸入 国内
出版社小学館
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784094072440
ページ数 256
判型 文庫

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

八家の謎と禁忌。和風ファンタジー第三弾!

禁じられた恋と八家の謎を描く和風王宮ファンタジー!

作品の情報

あらすじ
王と后は触れあってはならない――
神話に由来する八つの家が統治してきた千和の国では、新しく王になった者は、遠い地で暮らす天羽家の巫女から后を迎えることが慣例だ。だが、その実情は人質とも言えるもの。后となった天羽の巫女は後宮に軟禁され、王と后は月に一度、神事の際に顔を合わせるだけであった。
ところが、このたびの新王・鳴矢は、后となった淡雪と本当の夫婦になりたいと願い、密かに淡雪のもとへ通いはじめる。孤独を覚悟して后となった淡雪は鳴矢の優しさに戸惑うが、やがて鳴矢を心から信頼するように。しかし王と后の恋は禁忌。二人は夜の間だけの逢瀬を密かに重ねるしかなかった。
そんなある日、鳴矢は側近から不穏な報告を受ける。鳴矢が典侍の烏丸から受け取った水差しに、毒が塗られていた可能性が高いというのだ。烏丸はとりわけ、淡雪を毛嫌いして、淡雪に辛く当たっている典侍。その彼女が王を暗殺しようとした――? 連絡を受けた淡雪は、秘密の術「天眼天耳」を使って烏丸の真意を調べようとするが、鳴矢を害さなければならない理由をどうしても探しだせずにいて……。

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