ルクセンブルクの作曲家で打楽器奏者のパスカル・シューマッハーの作品「CTRLヴァリエーションズ」は、人間生活とコンピューターの奇妙な関りを描いた作品。CTRLとはパソコンのキーボードのCtrlキー(コントロール・キー)のことです。演奏は同じくルクセンブルクのピット・ブロシウス指揮ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・ルシリン。ノイエ・マイスター・レーベルからの発売。

【作曲家について】
パスカル・シューマッハー(作曲家)
1979年、ルクセンブルクで誕生。ルクセンブルク、ストラスブール、ブリュッセル、ハーグの音楽院でクラシック・パーカッション、ジャズ・ヴィブラフォンと音楽学を学び、ストラスブールのマルク・ブロッホ大学で音楽学の修士号を、ハーグ王立音楽院でジャズ・ヴィブラフォンを中心とした音楽の修士号を取得。
演劇や映画のための音楽を書き、ジャズ・カルテットを率い、エモーショナルなクラシック音楽とミニマルな電子音をミックスもしています。
シューマッハーは、ルクセンブルク音楽院でジャズとクラシック・パーカッションの教授として在職。

＜ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・ルシリン＞
1999年に設立されたルクセンブルクで唯一の現代音楽専門の室内楽アンサンブル。20世紀と21世紀の作品の普及と委嘱に特化し、年間約40回のコンサートを開催するほか、ルクセンブルク作曲アカデミーも主催。現代オペラや音楽劇の分野では、ルクセンブルク大劇場と緊密に協力し、細川俊夫のモノドラマ「大鴉」なども上演。

＜ピット・ブロシウス(指揮)＞
ルクセンブルク出身の指揮者。ルクセンブルク国立青少年オーケストラと室内楽アンサンブル「ソナス・クーネ」の首席指揮者を務める傍ら、ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・ルシリン、ルクセンブルク室内楽団なども指揮。

発売・販売元 提供資料 （2023/04/26）