ハイム、チャーリーXCX、カーリー・レイ・ジェプセン、クレイロらを手掛ける敏腕ロスタムが共同プロデュースで参加!
ゴリラズ、ムラ・マサも認める新世代エレクトロ/シンセポップの才媛ジョージアが最新アルバムをリリース!
ゴリラズやムラ・マサとのコラボレーションでも知られる新世代エレクトロ/シンセポップの才媛、ジョージアが、ロスタムをプロデューサーに迎えた最新アルバム『Euphoric』を〈Domino〉からリリース。今作では初めて外部プロデューサーとして、ハイム、チャーリーXCX、カーリー・レイ・ジェプセン、クレイロらを手掛けたことで知られる敏腕ロスタムを迎えている。
ずば抜けたメロディー・メイカーとしての才能が開花し、称賛を集めた前作『Seeking Thrills』。その後、ムラ・マサやゴリラズ、シャイガール、ベイビー・テイト、ダン・キャリー、デヴィッド・ジャクソンらとコラボレートし、最近ではイヤーズ&イヤーズのオリー・アレキサンダーと共に、グラミー賞アーティスト、シャナイア・トゥエインのアルバム『Queen Of Me』に参加し同アルバムは全英チャート1位を記録している。これらの経験すべてが今回の新作『Euphoric』に集約されている。
先行シングル「It's Euphoric」は、印象的なベースラインから始まり穏やかな快感に導かれながら、ジョージアの遊び心とメロディーセンスが楽しめるこの曲は、ロスタムとジョージアが初めて一緒に書いた曲で、アルバム全体を包み込む色彩豊かなサウンドスケープは、この曲で方向付けられたという。
過去2枚のアルバムをベッドルームで制作したジョージアにとって、今作で、物理的にも感情的にも新しい空間を見つけることは重要だった。「セルフプロデュースのミュージシャンは、1つのことや1つの場所に固執してしまう」と語る彼女は、何より冒険を求めていた。そんな彼女に運命的な出会いが訪れる。尊敬するプロデューサーであるロスタムが、ムラ・マサのトラック「Live Like We're Dancing」で彼女の存在を知り、DMを送ったことがきっかけで、彼女はすぐにLAへと向かった。
10年間、セルフプロデュースで活動してきたジョージアは、ロスタムとの共同作業の中で、作曲のプロセスで重要なのは、コントロールを放棄することを身につけることだと知った。ジョージアは、このアルバムを一言で表せば "surrender (降伏)" だと言い、「自分の問題、過去、欠点」を受け入れ、「癒し」に身を委ねること、と説明する。
このアルバムを通して、自分をあらゆる制約のない完全なる解放へと導くことができたと語っている。カラフルかつ煌びやかな今作は、彼女はレコーディングデスクの後ろから一歩踏み出し、特別な才能を持ったポップアーティストへと進化を遂げたことを証明する
発売・販売元 提供資料(2023/03/30)
ここ数年で華やかな客演仕事も増してきた彼女は、やはりベッドルームから飛び出した。ロスタムを共同プロデューサーに迎え、さらにダンサブルに振り切れたエレポップを作り上げたサード・アルバム。それでいて前作で評価を高めたメロディーメイクの才や細部の作り込みも聴いて取れ、ノリ一発の産物というわけでもなさそう。気持ちを引き上げてくれるポジティヴな爽快盤!
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.476(2023年7月25日発行号)掲載)