ライブラリー・ミュージック最高傑作という呼び声も高い1977年イタリア産激レア盤が新しいアートワークが施されFour Fliesよりついに復刻!!

このジャンニ・サフレッドの『エレクトロニック・デザインズ』は、1977年にミラノのレーベル、〈Jump〉の「ミュージック・シーン」シリーズからリリースされ、テレビ番組で使用するための音楽作品集として発表されましたが、何の変哲もないジャケットに隠された12曲のエレクトロニック・ミュージックは、それぞれ独特のムードを醸し出す極上の音楽作品に仕上がっています。ドラムマシンの機械的なグルーヴに、PolymoogやARP Odysseyというシンセサイザーの名機で重ねられる複雑なハーモニーが重なり、アルバムにレトロフューチャー的な性質を与え、その電子音楽は当時のどのポップな電子音楽よりも何年も先をいっていたといえます。まるで90年代初期のダンスミュージックのスタイルを先取りするような内容に驚くばかりです。ハービー・ハンコックの作品(「Automation Age」、「Jazz Motion Study」、「Bottom Up」)からインスピレーションを受けたというジャンニ。そのせいか、冗長な「ライブラリー作品」として終始することはなく、全編通して独自のグルーヴが貫かれています。これはまさに必携のアイテムといえるでしょう!

発売・販売元 提供資料 （2023/04/14）