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大江健三郎

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フォーマット 書籍
発売日 2015年06月12日
国内/輸入 国内
出版社河出書房新社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784309728926
ページ数 540
判型 46変形

構成数 : 1枚

人生の親戚
治療塔

狩猟で暮したわれらの先祖
人生の威厳について
ナラティブ、つまりいかに語るかの問題

解説 池澤夏樹
年譜

[収録作品]
悲しみは人生の親戚――子どもの死に見舞われながら人生の事業に乗り出す女性を描いた長篇「人生の親戚」と汚染させた地球が舞台の近未来SF「治療塔」。
部屋に閉じ籠り<鳥たち>と暮らす青年を描く「鳥」、隣人となった「山の人」の自由への希求が市民たちを戦慄させる「狩猟で暮したわれらの先祖」。他に『ヒロシマ・ノート』より「人間の威厳について」、『私という小説家の作り方』より「ナラティブ・つまりいかに語るかの問題」。

  1. 1.[書籍]

死と再生、終末と救済を一貫して問い、闘い続ける圧倒的な大江文学。
女性原理を主軸にした長篇等

子どもの死に見舞われながら人生の事業に乗り出す女性を描く「人生の親戚」、汚染された地球が舞台の近未来SF「治療塔」。初期傑作短編「鳥」等とエッセイを収録し、作家の全体像を提示。

この人の作品世界は広いのでなかなか全容が見えない。政治と理想、女性原理、辺境などの糸で織ったタペストリー。――池澤夏樹

[ぼくが選んだ理由]
戦争が終わって以来の日本人の精神の歩みにずっと沿って書いてきた作家。心やさしき伴奏者。高空の視点と地面すれすれの目線を自在に用いたパイロット。
選ぶのに迷うほどたくさんの作品の中から、女性原理を主軸にした長篇二つに短篇とエッセーで全体像を目指した。――池澤夏樹

死と再生、終末と救済を一貫して問い、闘い続ける圧倒的な大江文学。
女性原理を主軸にした長篇二篇に短篇とエッセーで全体像を提示する。
著者による加筆修訂。

作品の情報

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著者: 大江健三郎

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