エディ・ヴァン・ヘイレンの息子であるウルフギャング・ヴァン・ヘイレンのソロ・プロジェクト、MAMMOTH WVHが早くもニュー・アルバムを完成!
揺さぶるようなロックはより激しく、ギターのリフはより騒々しく、そして歌詞はより深く――アーティストとしての全ての能力を大きく成長させたセカンド・アルバム『MAMMOTH II』登場!
エディ・ヴァン・ヘイレンの息子であるウルフギャング・ヴァン・ヘイレン。彼のソロ・プロジェクトであるMAMMOTH WVHから新たなるアルバムが届けられた!
2021年にリリースされたセルフ・タイトルのデビュー・アルバム『MAMMOTH WVH』が米ビルボード・ハード・ロック・アルバム・チャート、及び米ロック・アルバム・チャート、インディー・アルバム・ートで1位、TOP200アルバム・チャートでも12位にエントリーし、話題を集めた他、アルバムにも収録されている偉大なるギタリストであった父、エディ・ヴァン・ヘイレンに捧げたデビュー・シングル「Distance」も米ビルボード・メインストリーム・ロック・シングル・チャートで1位に輝き、ミュージシャンとしてのポテンシャルを世界に見せつけた。
その彼が自身のプロジェクトのセカンド・アルバムを完成させた。今作でもアルバムのソングライティング、楽器及びヴォーカルを全てウォルフギャング自身が手掛けているが、セカンド・アルバムとなる『MAMMOTH II』で彼はその音楽性を人々の予想をはるか超えたところまで広げている。ストレートなロック・ナンバーである「Right?」からビートルズ風の「Better Than You」まで、本作でウォルフギャングは、アーティストとしてのすべての能力を大きく成長させているのであった。それはシングルの高揚感溢れるロック・ナンバー「Another Celebration At The End Of The World」を聴いてもらえれば明らかだろう。
「新しいアルバムでは、みんながデビュー作で耳にした要素を保ちつつも、少し広がりを見せているんだ。"Another Celebration At The End Of The World"は間違いなく、新しいアルバムで期待できることを現した曲だ。ハイ・エナジーのロック・ナンバーで楽しいギター的瞬間も展開されている。ヴォーカルも頑張ったから、ライヴで演奏するのが待ちきれないんだ。これからのライヴ・セットの定番になるのが目に見えてるぐらいにね」
そう曲についてウォルフギャングは語っている。まだ同曲のミュージック・ビデオでは、Frank Sidoris (ギター)、 Jon Jourdan (ギター)、Ronnie Ficarro (ベース)そしてGarrett Whitlock (ドラムス)からなるライヴで彼のバックを務めるバンドもフィーチャーされている。
揺さぶるようなロックはより激しく、ギターのリフはより騒々しく、そして歌詞はより深く――一度聴いたら忘れられないようなロック・サウンドを手に、ウォルフギャングのMAMMOTH WVHはロックの頂点を目指す!
発売・販売元 提供資料(2023/03/24)
これは素晴らしい。故エディ・ヴァン・ヘイレンの息子であるウルフギャングのセカンド・アルバムは、楽曲のヴァラエティーを広げ、ストーリー性にも気を配ったアレンジが効果的。前作はソウルフルな歌に傾倒した作風だったものの、今作はライヴを想定した熱量や、お父さん譲りの煌びやかなギター・ソロも随所で炸裂。いま持てる武器を解き放った風通しの良さが痛快だ。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.477(2023年8月25日発行号)掲載)