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大江健三郎全小説全解説

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フォーマット 書籍
発売日 2020年09月17日
国内/輸入 国内
出版社講談社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784065195062
ページ数 530
判型 四六変

構成数 : 1枚

目次
はじめに
よろしい、僕は地獄に行こう!
惨憺たる青年たち
封印は解かれ、ここから新たに始まる
復元された父の肖像
神話としての「個人的な体験」
知と懐かしさの容れ物として
ノーベル賞はいかにしてもたらされたか
果てしなく多義的な偽史をめざす
アメリカの影が差す女性たち
予戒としての近未来SF
青年の夢想と酷たらしさ
世紀末に集中した「魂のこと」
再びの「カラマーゾフ万歳!」
永遠のモラリスト、伊丹十三
「晩年のスタイル」こそ苛烈に
大江健三郎年譜
『大江健三郎全小説』収録作リスト
文献一覧
索引

  1. 1.[書籍]

新聞記者として長年大江健三郎を取材してきた著者による、わかりやすい大江健三郎入門書。
『大江健三郎全小説』(全15巻)を通して書かれた解説を一冊にまとめる。
大江健三郎全小説のあらすじから説き起こしつつ、個々の作品発表当時の文芸批評家による主要評論に言及、その作品がどのように受容されてきたかを論じる。
またときに作家へのインタビューを引用しながら作品の意義を明らかにする。
大江文学がどのように生まれ、どのように読まれ、さらにこれからどのような研究課題がありえるのかを総合的・俯瞰的に論じた大江評論の決定版。

作品の情報

メイン
著者: 尾崎真理子

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