魅惑の歌声を持つメキシコ生まれのヴォーカリスト、マゴス・エレーラの新作が登場。
"民族・伝統"がテーマとも言える今作は様々なクラシックナンバーを重厚なストリングスを纏い、フュージョン・MPBらしさも垣間見える南米独特のフォークロアに満ちた一枚。
マゴス・エレーラはメキシコシティ出身、2008年にニューヨークに定住した歌手。
ベネズエラ人ピアニストのエドワード・シモンとの『Feminina』、パオラ・プレスティーとの『Con Alma』、弦楽四重奏団のブルックリン・ライダーとの『Dreamers』などのコラボ作や、自身名義でもジャズアルバム『Distancia』2009年、1930年代から40年代のメキシコの作曲家へのトリビュート『Mexico Azul』、フラメンコのプロデューサー兼ギタリストのハビエル・リモンとのコラボレーション『Dawn』2014年など、多岐にわたる活動が特徴的。
本作では、チェンバーミュージック・アメリカズ・ニュージャズワークスから委嘱された彼女の新曲と、ラテンの名曲を含む12曲を収録。歌声とギターのデュオによる「Passarinhadeira」、ヴィニシウス・デ・モラエスとバーデン・パウエルの名曲「Samba em Preludio」以外の曲では、ジャズトリオとオーケストラという編成をバックにエレーラが歌い上げる。
アルバムのハイライトでもある「Choro de Lua」と「Papalote」は、マゴスが姪と甥のためにそれぞれ書いた曲。言葉を使わないボーカルが特徴で、「歌詞をつけるよりも、メロディーとハーモニーに物語を託すことを優先した」とのだとか。
それ以外の曲では、ニューヨークに移民したミュージシャンとしてさまざまな音楽的伝統の中に身を投じてきたエレーラならではの、スペイン語、ポルトガル語、英語を駆使した、いずれも流暢なヴォーカルを披露している。
発売・販売元 提供資料(2023/07/21)