20世紀を代表するスイス生まれの伝説的な芸術家/彫刻家アルベルト・ジャコメッティと、その家族にまつわるドキュメンタリー映画(スザンナ・ファンツーン監督)の音楽をハニャ・ラニが担当。ここ数年、映像分野での作曲オファーが世界中から殺到しており、ピアニストだけでなくモダン・コンポーザーとしても大きな評価を得ているハニャがさらにその才能を拡張させた素晴らしい一枚。またハニャ自身もジャコメッティの作品やその美学から大きな影響を受けている。そのサウンドトラックの中からハニャ自身が抜粋したアルバムを今回リリース。シンプルで繊細なサウンドは「静寂」をベースにしたもので、ハニャが一躍注目を集めた「Esja」のようなサウンドとなっている。本作でのハニャは、ジャコメッティが生まれたスイスの山に冬の期間数か月間移り住み、現実世界からほぼ切り離された氷と雪に覆われた環境の中、今回の作曲・創作活動をした。 (C)RS
JMD(2023/03/17)
ハニャ・ラニが音楽を担当した、彫刻家アルベルト・ジャコメッティのドキュメンタリー映画から自身がセレクトした新作。メディティティヴで美しい静寂の「空間」サウンド。
20世紀を代表するスイス生まれの伝説的な芸術家/彫刻家アルベルト・ジャコメッティと、その家族にまつわるドキュメンタリー映画(スザンナ・ファンツーン監督)の音楽をハニャ・ラニが担当。
ここ数年、映像分野での作曲オファーが世界中から殺到しており、ピアニストだけでなくモダン・コンポーザーとしても大きな評価を得ているハニャがさらにその才能を拡張させた素晴らしい一枚。
またハニャ自身もジャコメッティの作品やその美学から大きな影響を受けている。
そのサウンドトラックの中からハニャ自身が抜粋したアルバムを今回リリース。
シンプルで繊細なサウンドは「静寂」をベースにしたもので、ハニャが一躍注目を集めた「Esja」のようなサウンドとなっている。
本作でのハニャは、ジャコメッティが生まれたスイスの山に冬の期間数か月間移り住み、現実世界からほぼ切り離された氷と雪に覆われた環境の中、今回の作曲・創作活動をした。
ピアノ、エレクトロニカ、オーケストレーション等を効果的に組み合わせ、心地よい温度感のディレイで覆った美しすぎるアンビエント/ポスト・クラシカルの傑作。
空間美とピアノの溶け合い方としてはハニャのキャリアの中で最もクオリティの高い深みを獲得している。
ハニャとの名コラボレイターとなったドブラヴァ・チョヘルもチェロで2曲参加。
日本盤のみボーナス・トラック収録。
発売・販売元 提供資料(2023/03/16)