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成人看護学 急性期看護I 概論・周手術期看護(改訂第4版)

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フォーマット 書籍
発売日 2023年03月06日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524232314
ページ数 468
判型 B5

構成数 : 1枚

第1部 急性期看護概論
1 急性期看護とは
A.急性期とは
B.急性期看護の概念
C.急性期看護とクリティカルケア
2 急性の状態にある患者の身体的・心理的反応
A.急性の状態を生じる原因
B.患者が体験する侵襲
C.ショック
D.急性の状態にある患者と家族の心理的反応
E.急性の状態にある患者と家族を理解するための概念
3 急性の状態にある患者と家族に対する看護
A.患者と家族のニーズ
B.患者と家族に対する看護
C.急性期看護における臨床判断とは

第2部 周手術期看護
第I章 周手術期看護とは
1 周手術期にある患者の特徴
A.身体的特徴
B.心理的特徴
C.手術における侵襲とそれに対する生体反応
D.心理的回復過程
E.術後の回復過程への影響要因
2 周手術期にある患者の家族の特徴
A.周手術期患者の家族の特徴
B.術前,術中,術後の家族の心理
3 周手術期看護とは
A.周手術期とは
B.手術の種類と適応
C.周手術期看護とは
D.周手術期医療における倫理

第II章 手術前期の看護
1 手術前期の看護とは
A.手術前期の看護とは
B.看護目標と看護問題
2 手術前期の看護の実際
A.術前検査と看護援助
B.情報収集とアセスメント
C.術前準備
D.手術前日の看護
E.手術当日の看護

第III章 手術期の看護
1 手術期の看護とは
A.手術期のプロセスと看護
B.手術室看護師の役割
C.手術室看護師が行うアセスメントと看護
D.手術室環境
2 手術期の看護の実際
A.麻酔導入時の看護
B.手術中の看護
C.手術中の家族への援助
D.手術終了時の看護

第IV章 手術後期の看護
1 手術後期の看護とは
A.看護目標と看護問題
B.回復室で生じうる問題と観察のポイント
C.病棟看護師への報告
D.帰室直後の患者の状態
2 意識レベルのアセスメントと看護
A.意識レベルのアセスメント
B.意識障害の発症機序
C.意識障害発症時の看護
3 呼吸状態のアセスメントと看護
A.呼吸状態のアセスメント
B.主な呼吸器合併症の発症機序
C.合併症予防,合併症発症時の看護
4 循環動態のアセスメントと看護
A.循環動態のアセスメント
B.主な循環器合併症の発症機序
C.合併症予防,合併症発症時の看護
5 疼痛のアセスメントと看護
A.術後疼痛の原因
B.術後疼痛のアセスメント
C.術後疼痛の緩和
6 術後感染のアセスメントと看護
A.創傷治癒過程と手術部位感染
B.手術部位感染のアセスメントと看護
C.遠隔部位感染のアセスメントと看護
7 栄養状態のアセスメントと看護
A.栄養状態が生体に与える影響
B.栄養状態のアセスメント
C.術後の栄養管理
D.術後の栄養管理における看護
コラム 周手術期と悪液質(cachexia)
8 消化管機能のアセスメントと看護
A.術後イレウス・腸閉塞
B.術後イレウスの分類と発症機序
C.術後イレウス・腸閉塞のアセスメントと看護
コラム ERAS(術後回復強化)
9 術後精神状態(術後せん妄)のアセスメントと看護
A.術後せん妄とは
B.術後せん妄のアセスメント
C.術後せん妄の予防と発症時の看護
10 早期離床の促進
...

  1. 1.[書籍]

13の事例を通して,国試頻出の重要な疾患について病態・術式から術前・術後、退院時の看護まで具体的に学ぶことができると好評の周手術期看護のテキストの改訂第4版.事例患者の情報を整理した情報関連図や,術後の一般的経過と看護をまとめた表で,視覚的にも理解しやすく編集.今版では,新たに「急性期看護における臨床判断とは」,「内視鏡治療・鏡視下手術の術前・術後の看護」等の項目を新設した.

【序文】
近年,医療の複雑化,高度化が益々進み,1 人の患者に対して数多の療法を組み合わせて治療を施す,'集学的治療' が一般的になりつつあります.2010 年に本書『NiCE 成人看護学 急性期看護I―概論・周手術期看護』の初版が刊行されて以降,目まぐるしいスピードで変化する医療現場や臨床看護の状況,さらに看護基礎教育の教授内容・形態に対応するべく,これまで改訂を重ねてまいりました.一方で,本書の核となる部分,すなわち看護を学ぶ学生が理解しやすく,実践に即したテキストであることを一貫した方針として,編集してきました.「事例で考える周手術期看護」(第2 部VII章)において各事例について関連図を詳細に示すなど,個々の病態,症状発症の機序,治療内容,さらに心理社会的側面を含む患者の全体像を具体的にイメージできるよう工夫しているところに,その特徴が現れています.改訂第2 版(2015 年)では最新の診療ガイドラインに準じて内容を改めた他,ロボット支援手術に関する内容を強化しました.また改訂第3 版(2019 年)では,鏡視下手術に代表される低侵襲手術の適用の拡大と,入院加療から外来診療・看護への役割のシフト,さらに平成30(2018)年の「看護師国家試験出題基準」の改定にも対応するよう3 事例を新たに含め内容を強化しました.お陰様で本書はこれまで多くの方にご活用いただき,講義・実習で活用しやすいテキストとして,沢山のご支持をいただいております.
今回の改訂第4 版では,第1 部「急性期看護概論」,第2 部「周手術期看護」の枠組みや周手術期看護を手術前期・手術期・手術後期・退院(第2 部第II~V章)の流れで学ぶ基本構成は継続したうえで,近年特に看護職の専門的技能として重要視されている臨床判断に関する項目のほか,周手術期の栄養状態のアセスメントについて,新規に項目を設定しました.また,低侵襲手術の割合が増加している現状に鑑み,内視鏡治療・鏡視下手術の術前後の看護について,新たに章を追加しました.
本書がこれまでと同様に,あるいはそれ以上に皆様の学習や指導でご活用いただけますことを心より願っております.

2023 年1 月
林 直子
佐藤まゆみ

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