エリック・クラプトンとブルース。その組み合わせに特別なものを感じるファンは少なくないはずだ。昨年6月、そんなファンの間で喜びの声が上がった。94年の"Nothing But The Blues Tour"から、11月8日と9日のサンフランシスコ・ザ・フィルモアでの演奏を収録したCDとDVDがリリースされたからだ。これは『Unplugged』(92年)の世界的大ヒットを受けてリリースしたブルースのカヴァー・アルバム『From The Cradle』(94年)のツアーで、全編ブルースのカヴァーのみという、まさにクラプトンのブルースが好きな人にはこれ以上ない内容だった。しかし、上記のCDとDVDは実際に演奏された曲順とは違っていたり、大幅に曲がカットされていた。そこにフラストレーションを感じていた人にぜひ聴いていただきたいのがこのCDだ。ツアーの初日である11月3日、L.A.のザ・フォーラムでの演奏を完全収録したもので、曲順もそのまま。クラブ規模のザ・フィルモアと違って、17000人を収容するアリーナでの演奏だが、実に熱い。 (C)RS
JMD(2023/03/10)
絶好調だった"Nothing But The Blues Tour"の初日、94年11月3日のL.A.のザ・フォーラム公演をフル収録!クラプトンのブルースの決定版!
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャー・アーク!!
エリック・クラプトンとブルース。その組み合わせに特別なものを感じるファンは少なくないはずだ。昨年6月、そんなファンの間で喜びの声が上がった。94年の"Nothing But The Blues Tour"から、11月8日と9日のサンフランシスコ・ザ・フィルモアでの演奏を収録したCDとDVDがリリースされたからだ。これは『Unplugged』(92年)の世界的大ヒットを受けてリリースしたブルースのカヴァー・アルバム『From The Cradle』(94年)のツアーで、全編ブルースのカヴァーのみという、まさにクラプトンのブルースが好きな人にはこれ以上ない内容だった。しかも、クラプトン本人の演奏も絶好調で、アコースティックでのリラックスした演奏と、エレキでの気合い入りまくりの演奏と、クラプトンのツアーの中でも屈指の出来だったもの。しかし、上記のCDとDVDは実際に演奏された曲順とは違っていたり、大幅に曲がカットされていた。そこにフラストレーションを感じていた人にぜひ聴いていただきたいのがこのCDだ。ツアーの初日である11月3日、L.A.のザ・フォーラムでの演奏を完全収録したもので、曲順もそのまま。クラブ規模のザ・フィルモアと違って、17000人を収容するアリーナでの演奏だが、実に熱い。もちろん、ギター・ソロは例のクラプトン節で弾きまくりだし、時にリキんでしまうクラプトンのヴォーカルもまたご愛嬌といったところか。先のCDとDVDではオミットされたピアノをバックに歌う「Ain't Nobody's Business」も収録。おまけに、アンコールの「Sweet Home Chicago」では、サポート・アクトを務めたジミー・ヴォーンが参加。クラプトン・ファン必携だ。
発売・販売元 提供資料(2023/03/08)