2021年デビュー曲「Breathe」から2年の歳月をかけ、ついにデビューアルバムをリリースする本格派新人シンガーray.(光)(レイヒカリ)。本作はデビューアルバムにしてOriginal versionとEnglish versionの2枚組となっている。幼少期はロンドン、中高は日本、大学はアメリカの音楽大学に進学し、多様な文化に触れてきた時間がray.(光)のボーダーレスな音楽表現を形作った作品。 (C)RS
JMD(2023/03/11)
イギリス、日本、アメリカで過ごした本格派シンガー。
デビューアルバムにしてオリジナルと英語ヴァージョン2枚組。
2021年デビュー曲「Breathe」から2年の歳月をかけ、ついにデビューアルバム『Boomerang』をリリースする本格派新人シンガーray.(光)(レイヒカリ)。
本作はデビューアルバムにしてOriginal versionとEnglish versionの2枚組となっている。幼少期はロンドン、中高は日本、大学はアメリカの音楽大学に進学し、多様な文化に触れてきた時間がray.(光)のボーダーレスな音楽表現を形作った作品。3月1日(水)シングルとして先行発売される「Day1」は、もう会うことが叶わなくなってしまった大切な人への言葉に出来ない想いをアコースティックサウンドにのせて歌い上げた叙情的なナンバーとなっており、歌詞に散りばめられた心象風景が聴く者の心に鮮明に浮かぶ。ストリングスが追加され、楽曲の厚みがさらに増し、温かさの中に哀愁を漂わせる。「Memories」は一緒に過ごしてきた人との思い出を忘れたくないという想いを込めて、大切に、そして丁寧に歌われた一曲。英語ヴァージョンの「A Letter For You」では同じ "How's it going" という歌詞から始まるが、その後の歌詞は英語ではどれだけ自分の気持ちをストレートに伝えられるかを表現している。「Wish They Were Dead」はブラックコンテンポラリーを思わせるクールなR&Bトラックに乗せて、聞かせるミディアムナンバーとなっている。そして、タイトルナンバーになっている「Boomerang」は、古き良きアメリカンロックを彷彿させるグッドメロディに乗せた、ストレートに聞き手の背中を押す応援歌となっている。ray.(光)の音楽は、いつもジャンル分けが不可能だ。画一化された現代社会にある人々が他人に貼りがちなラベルの外にある「自由」を常に歌っているという意味で完全な統一性を持っている。それは、ray.(光)にとって音楽というものが、自身がノンバイナリージェンダーであるが故に直視してこなくてはならなかった差別や偏見という現実に対抗しうる武器であると同時に、深いレベルの根源的な感情を解き放ってくれるray.(光)自身のアイデンティティであるからに他ならない。日本語と英語を駆使し、J-POPでも洋楽でもない新しい感覚の音楽を発信している。
発売・販売元 提供資料(2023/03/07)