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在庫わずか| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2023年08月10日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Harmonia Mundi |
| 構成数 | 11 |
| パッケージ仕様 | ボックス |
| 規格品番 | HMX2904046 |
| SKU | 3149020947159 |
構成数 : 11枚
合計収録時間 : 12:15:42
【曲目】
シューベルト:歌曲集~マティアス・ゲルネ
[CD1]
冥府への旅 D 526
沈むよろこび D 700
涙する D 926
漁夫の愛の幸せ D 933
冬の夕べ D 938
メムノン D 541
双子座に寄せる舟人の歌 D 360
舟人 D 536
あこがれ D 636
小川のほとりの若者 D 638
エンマに D 113
巡礼者 D 794
タルタルスの群れ D 583
希望 D 295
人間の限界 D 716
エリザーベト・レオンスカヤ(P)
録音:2007年2-3月,ベルリン
[CD2]
若者と死 D 545
緑の中の歌 D 917
秋の夜 D 404
静かな国へ D 403
秋の夕べ D 405
遠くへの渇望 D 770
私の心へ D 860
さすらい人 D 649
ヴィルデマンの丘を越えて D 884
嘆き D 371
春の小川のほとりで D 361
リュートに寄せて D 905
娘の恋の立ち聞き D 698
まなざしの歌 D 297
君はわが憩い D 776
音楽に寄せて D 547
泉に寄せて D 530
岩のそばの歌手 D 482
竪琴との別れ D 406
歌の終わり D 473
ヘルムート・ドイッチュ(Pf)
録音:2008年1月
[CD3]
郷愁 D 456
ドナウ河の上で D 553
ウルフルが釣りをする時 D 525
星の夜 D 670
帰り道 D 476
秘密 D 491
ゴンドラの舟人 D 808
夕べの星 D 806
勝利 D 805
夜の曲 D 672
解消 D 807
語らずともよい、黙っているがよい(ミニョンの歌) D 877-2
ただ憧れを知るひとだけが(ミニョンの歌) D 877-4
ミニョンに D 161
竪琴弾きの歌 D 480(孤独に身を委ねる者は,涙を流しながら,パンを食べたことのない者は,家々の門辺に歩み寄り)
流れのほとりで D 160
恋人の近くに D 162
漁師 D 225,湖上にて D 543
悲しみの喜び D 260
出会いと別れ D 767
エリック・シュナイダー(Pf)
録音:2007年10月
[CD4]
歌曲集「美しい水車小屋の娘」
クリストフ・エッシェンバッハ(Pf)
録音:2008年9月6-8日,ベルリン
[CD5]
ギリシャの神々 D 677
フィロクテート D 540
アイスキュロスからの断章 D 450b
赦されたオレステス D 699
ヘリオポリス1 D 753
ヘリオポリス2 D 754
竪琴に寄す D 737
アティス D 585
海の静けさ D 216
トゥーレの王 D 367
ブロンデルからマリアへ D 626(茂み D 646,羊飼い D 490,巡礼の歌 D 789,さすらい人の夜の歌 D 224,春の想い D 686,郷愁 D 851,十字軍 D932,別れ D 475
インゴ・メッツマッハー(P)
録音:2008 年10,11月,2009 年2月,ベルリン
[CD6]
夜と夢 D 827
盲目の少年 D 833
あこがれ D 637
墓堀人の歌 D 869
私はすべての安らぎを奪われて D 876
老年の歌 D 778
墓掘り人の郷愁 D 842
月に寄す D 193
5月の夜 D 194
シルヴィアに D 891
セレナード D 889
羊飼と騎馬の人 D 517
夏の夜 D 289
収穫の歌 D 434
秋の歌 D 502
愛らしい星 D 861
恋人に D 303
アレクサンダー・シュマルツ(ピアノ)
録音:2008 年9月
[CD7]
「白鳥の歌」全15曲 D.957(「秋」 D.945 追補版)
クリストフ・エッシェンバッハ(P)
録音:2010年2月、2011年1月、ベルリン
[CD8]
夕映えの中で D 799
さすらい人 D 493
夜咲きすみれ D 752
森にて D 834
ノルマンの歌 D 846
精霊の踊り D 116
宝堀り人の願い D 761
月に寄せて D 259
魔王 D 328
湖のほとりで D 746
アリンデ D 904
反映 D 949
鱒 D 550
流れ D 693
夕焼け D 690
嘆き D 415
川 D 565
漁夫の歌 D 881
ブルックの丘にて D 853
アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
録音:2012 年1月、ベルリン
[CD9]
沈みゆく太陽に寄せて D 457
死と乙女 D 531
ばら D 745
思い出「死者への捧げもの」 D 101
万霊節の日のための連禱 D 343
水の上で歌う D 774
夕べの光景 D 650
雷雨ののちに D 561
小人 D 771
春に D 882
花言葉 D 519
すみれ D 786
遠く去った人に D 765
ただあなたのそばに D 866-2
ガニュメート D 544
ヘルムート・ドイッチュ(ピアノ)
録音:2011年2,4月
[CD10]
さすらい人の夜の歌「山々に憩いあり」 D 768
羊飼いの嘆きの歌 D 121
野ばら D 257
たゆみなき愛 D 138
月に寄す D 259
涙の慰め D 120
最初の喪失 D 226
ミューズの息子 D 764
秘めごと D 719
遊びにおぼれて D 715
御者クローノスに D 369
心の近さ D 100
それは私だった D 174
ばらの花冠 D 280
恋する者の気がかり D 285
あなたに寄す D 288
愛は裏切られ D 751
笑いと涙 D 777
それらがここにいたことは D 775
孤独な人 D 800
星 D 684
エリック・シュナイダー(ピアノ)
録音:2012年2月
[CD11]
《冬の旅》(全曲)
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
録音:2011年1,5月
【演奏】
マティアス・ゲルネ(バリトン)
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実母は熊野灘をのぞむ町の出身で、獅子岩と絵画的風物詩となる夏の花火大会のほか、織田信長に重用された九鬼水軍を誇らしげに口にする事があった。職業病の一種か、会話の時でも文法にうるさい実父に比して、実母は何かと不正確なので、九鬼水軍とその出陣太鼓「磯部楽打」を久しぶり思い出して調べ直した。九鬼というと、私には日頃使用する胡麻油がすぐに浮かぶが、九鬼水軍を率いた武将九鬼嘉隆、『「いき」の構造』で有名な哲学者九鬼周造を輩出している。
九鬼周造の墓石の側面には、西田幾太郎が翻訳揮毫した、ゲ―テ「さすらい人の夜の歌」(Wanders Nachtlied)の一節が刻まれているとあり、シューベルトが歌曲にしている。
今冬はシューベルトのピアノソナタ全集を聴きながら過ごそうと考えたが、歌曲を聴いて過ごす事となった。
若い頃は、何が良いのか分からないほど趣味嗜好に合わなかった。結婚後、人並みの苦労をし、息子と社会問題に巻き込まれて理不尽の連続、まだ不条理の世界から脱却出来ない。こういう時に、シューベルトが優しく作用する。仏文学そのままの、世間という書物を読み、不肖の娘の後半生は、未読の本の数だけ寿命があると思いたい。
M.ゲルネ氏の録音は迷わず選んだ。動画で〈夜と夢〉を聴いて以来、作品世界の創出力に感銘を受け続けた。
時代がかった古臭い古典歌曲に聞こえがちなリ―ト。心の琴線にふれて響き出すほど好きな曲は少なかった故、迷わず購入した割には、全部聴き通せるか心配だった。
”深遠な解釈”という商品紹介には、販促文としてでなく、心から共感した。越冬準備なしでは春を迎える前に死を迎えるドイツ帯同時の厳粛な酷寒を思い出す。
M.ゲルネ氏が歌うと、シューベルト歌曲を何もかも蘇生させたように聞こえる。現代に生きる聴き手の感情生活に於いて、懐古趣味ではなく、教養主義やブランド信仰でなく、シューベルト作品の変わらぬ美質。特別な日の特別な時間や特別な事ではなく、日常の中で、沈降し緘黙する心情に寄り添い、代弁し緩解してくれる。
夜をこめて草葉の露をわけ行けばもの思う袖と人は見るらむ
新拾遺384 花山院
フランツ・シューベルトFranz Peter Schubertの誕生日(1797年1月31日)に。