| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 1995年02月04日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | みすず書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784622040972 |
| ページ数 | 552 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
目次
まえがき
序説
人としてのハリー・スタック・サリヴァン(クララ・トムソン)
1 分裂病--その保存的な面と悪性の面
2 分裂病における思考の奇妙性
3 分裂病の始まり
4 臨床精神医学と研究との共通分野
5 分裂病における悪性度の規準試案
6 分裂病研究
7 大時代ものの性文化と分裂病
8 分裂病の個体は人格比較研究の資料となりうる
9 分裂病における発病と転帰の関係
10A 環境要因は分裂病の病因と治療下における経過とにどのように関与しているか
10B 社会‐精神医学的研究--分裂病問題と精神病保健におけるその意義
11 分裂病の修正精神分析治療
12 精神障害
13 精神医学の訓練は精神分析臨床の前提条件の一つである
14 文化的ストレスと青春期危機
訳者あとがき
「分裂病における思考の奇妙性」内容索引
人名索引
病者といかに付合うか。治療とは、社会復帰とは何か。米国最大の精神科医による分裂病論15章。
「私は多くの分裂病の人を実にヒューマンであると感じる者である」--アメリカの精神科医ハリー・スタック・サリヴァンは、分裂病者に対する基本的な姿勢を、このように語っている。
彷徨の歳月をへて精神科医として自己を確立したサリヴァンは、30歳代と40代の初めを、精神病棟の現場の治療に専念してきた。その時期に執筆された論文15篇からなる本書は、病者への思いや治療のありかた、家族や社会、文化との関係についての基本的考えを、臨場感をもって伝えている。行き詰まった人生の解決策として発病する分裂病者の破壊的過程だけではなく、トータルな人格再編成の機会でもある好転への萌芽をいかに発見するか、「奇妙」にみえるその思考もつぶさに観察することで、患者とのコミュニケーションがどれほど可能になるか。社会復帰や看護士への配慮、各文化における相違の問題など、貴重な提言に満ちた書である。

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