構成数 : 1
「カヴァフィス詩はほとんどすべてこれ魔法のかたまりである。カヴァフィス詩から歴史詩だけとか愛欲の詩だけとか内面の詩だけとかを切りはなして取りだすならば、あの地中海的錯綜性を逸してしまうであろう。一詩の理解にも全詩を要するゆえんである。」(E・M・フォースター)
「私がカヴァフィスを〈発見〉したのは、まず、現代稀に見る硬質の風刺詩人としてであった。そして、繰り返して読み、ついに翻訳に至ったのには、彼の詩の凝縮された演劇性とでもいうべきものが大きい。彼はシェークスピアに通じ、また若い日にアレクサンドリア近郊の砂漠からヘーロンダースの『ミミアンポイ』のパピルスが発見されたのに感動している。多くの歴史詩は前者に、現代のエロス的な詩はヘレニズム期の市井に題材を取った寸劇である後者に近いと思う。実際、彼の多くの詩がシェークスピアからへーロンダースに至る大きな幅のさまざまな点に位置づけられるだろう。」(中井久夫)
エリオットの詩集『荒地』になぞらえられ、人の魂をつかんで離さない「今世紀最大のギリシャ語詩人」カヴァフィスの全詩集。世界に対する肯定と否定、官能と雄大な世界が微妙に合わさった彼の詩は、20世紀言語芸術の極北の一つとされている。
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 1997年10月09日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | みすず書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784622049128 |
| ページ数 | 488 |
| 判型 | 四六 |

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